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更新日:2019.06.21 / 掲載日:2016.06.13
車のメーターパネルの名称と表示の意味

goo-net編集チーム
車のメーターパネルには、様々な計器類やマークが表示されています。
ここでは、そんなメーターパネルの各部の名称や、
それぞれの意味・役割、表示されるマークの意味についてご紹介します。
メーターパネルの各部の名称・役割とは
メーターパネルには車の情報や、現在の状態を表す、
表示灯や計測器が複数表示されるようになっています。
まず、km/hと書かれた部分がありますが、これは「スピードメーター」と言い、
現在の車の速度を知らせる役割があります。
スピードメーターの中には「トリップメーター」と呼ばれるものがあり、
これは現在の区間走行距離を表しています。
また、車が曲がる方向を示す矢印型の「方向指示表示灯(非常点滅表示灯)」や、
エンジン冷却液の温度を示す「C」や「H」の表記がある水温計、
縦に「P」「R」「N」「D」「2」「1」と並んでいる「シフトレバー位置表示灯」、
現在の車の燃料残量を表示する燃料計などは、車を運転する上で重要な情報を表す表示等です。
その他にも、メーターパネルには警告灯が表示されるようになっており、
ガソリンスタンドの給油機のようなマークの「燃料残量警告灯」や、
「エアバッグ警告灯」「シートベルト警告灯」「ドア警告灯」「ブレーキ警告灯」など、
様々な種類の警告灯があります。
メーターパネルの警告灯が点灯する意味とは
シートベルト警告灯やドア警告灯は、
シートベルトを装着していなかったり、ドアがきっちり閉まっていないことで点灯するため、
車体自体に重大な問題が起こっているわけではありませんが、
警告灯の中には、車に何らかの重大な異常が起こっていることを示している場合があります。
例えば、電池のような形をした充電警告灯は、
オルタネータなどの充電系統に異常が起きていることを表しているため、
このマークが点灯したら車の販売店や整備工場に相談する必要があります。
また、座った人の前に大きな円のあるエアバッグ警告灯は、エアバッグシステムの異常を、
エンジン警告灯はエンジン電子制御システムの異常、
ABS警告灯はABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の異常をそれぞれ示しており、
安全のためにも、これらのマークが点灯した場合は速やかに整備工場などに相談にいきましょう。
車のメーターパネルは、現在の車の状態や異常を知らせる重要な役割を担っています。
中でも、何らかの異常を知らせる警告灯が、エンジンをかけても停止しても消えない場合は、
そのまま放置せず速やかに修理工場などで見てもらう必要があります。
車を安全に運転するためには、
メーターパネルに表示される情報もしっかりチェックするようにしましょう。