ドライブ
更新日:2019.06.14 / 掲載日:2016.08.30
車のオートライトの仕組みとは

goo-net編集チーム
車にはオートライトと呼ばれる自動でヘッドライトを点灯・消灯させるものがあります。
新しい車種になるとオートライトが実装されている場合もあり、
周囲の明るさ感知して自動でライトを点けてくれるのでとても便利です。
ではそんなオートライトはどのような仕組みとなっているのでしょうか。
オートライトの仕組み
車外の明るさによって自動でライトが点くオートライトですが、
その仕組みは至ってシンプルなものになっています。
仕組みとしては車体の前方に取付けられた照度センサーによって、車外の明るさを感知します。
その照度センサーは一定の明るさよりも暗くなることで、
スモールライトもしくはヘッドライトを点灯させます。
純正で装備されているタイプは、ライトスイッチのモードを「AUTO」オンに設定することで、
オートライト機能が使えるようになります。
さらに、フロント部分に取付けられた照度センサー、そしてユニットを抜けて暗さに感知し、
自動で点灯するように作られているのです。
オートライトのメリット・デメリット
オートライトのメリットは、
やはりライトの点け忘れや消し忘れを防止できることではないでしょうか。
特にトンネルに入った時や出た時は、ライトを点け忘れてしまったり消し忘れることが多々あります。
そのようなことを防ぐにはオートライトがとても便利です。
また、駐車場に車を停めてライトをつけたまま車を出てしまい、
車を動かそうとしたらバッテリーが上がっていたというようなことも未然に防ぐことができます。
デメリットとしては、あくまでも周囲の明るさに対して自動でライトのオンオフをするため、
信号で止まっている時やすれ違いの対向車に対して合図をしたい時に、
自分の意志が反映されないことです。
オートライトは今後義務化される可能性も
国土交通省の開催する交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会技術安全ワーキンググループの中で、
安全対策の推進事項がさまざまに検討されています。
その検討項目にオートライトの義務化が含まれています。
まだきちんと義務化されたわけではありませんが、
数年後はオートライトが当たり前の世界となっていく可能性があります。
オートライトの仕組みからメリット・デメリット、義務化するかどうかについてもご紹介しました。
オートライトはライトを切り替える煩わしさを改善し、
さらに点け忘れや消し忘れを防ぐのに便利な機能と言えます。
この便利な機能を使いこなし、事故防止に気をつけましょう。