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更新日:2016.11.24 / 掲載日:2016.09.09
車のシフトの種類と違い(フロアシフト・コラムシフト・インパネシフト等)

goo-net編集チーム
車には必ずシフトと呼ばれるギアを切り替えるためのレバーが取付けられています。
最近では車の種類によってシフトレバーの位置や種類も豊富になってきました。
ここでは、車のシフトの種類とそれぞれの違いについてご紹介します。
車のシフトとは?
車を運転する際には、私たちドライバーが様々なスイッチやレバーなどを操作する必要があります。
なかでも、車を動かす上で必ず操作するシフトと呼ばれるギアを選択するレバーがあります。
シフトの役割は、エンジンの動力をタイヤに的確に伝達するものとなります。
そのため、シフトを操作しなければ車を走らせることができない仕組みとなっています。
車のシフトの種類と特徴は?
車には必ずシフトを操作するレバーが運転席周りに取付けられていますが、
幾つかの種類に分けられます。
フロアシフト
運転席と助手席の間から伸びているものがフロアシフトと呼ばれるタイプです。
フロアシフトとは床の方から伸びていることが名称の由来です。
フロアシフトはハンドル操作とシフト操作を明確に区別できるメリットがあります。
ハンドルを持つ手元がとてもすっきりするため、ハンドル操作に集中しやすい特徴があります。
そのため誤操作を防ぐことができ、交通事故の防止にも十分に役立ちます。
一方で、運転席と助手席が完全に隔てられるデメリットがあります。
コラムシフト
ハンドルの付け根からレバーが伸びているタイプがコラムシフトです。
コラムシフトはハンドル近くに配置されているため、
左手を動かす範囲が少なくなり、運転も楽になります。
また、運転席と助手席の足元が広く、アクセスも楽に行えるメリットがあります。
一方で、少々シフトの操作に慣れが必要で、
車を乗り換えた場合に操作を戸惑うなどのデメリットがあります。
インパネシフト
比較的最近になって普及しているタイプです。
インパネからシフトレバーが伸びていることから、インパネシフトと呼ばれています。
視認性、操作性にも優れ、運転席と助手席の足元が広い、
フロアシフトとコラムシフトの特徴を併せ持ったメリットがあります。
しかしながら、車種によってはシフトレバーまでの距離がややあるため、
女性や小柄なドライバーには操作性の面で若干のデメリットを感じるかもしれません。