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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.09.12
車のマフラー音がうるさい原因と対処方法

goo-net編集チーム
車を運転していると、ある時突然マフラーから大きな音が出ることがあるかも知れません。
車のマフラー音がうるさくなってしまった場合、
音の原因の究明や対処をきちんと行わなければ、様々なリスクが発生する可能性もあります。
車のマフラー音がうるさい原因や、その対処方法について見ていきましょう。
車のマフラー音がうるさくなる原因とは?
運転していても気づくほどマフラーからうるさい音がする場合、
その原因としてはマフラーの破損が考えられます。
破損そのものの原因としては、長年の錆による腐食や、振動による取付の不具合、
何らかの障害物がぶつかったことによって穴ができてしまったことなどが挙げられます。
最近の車に搭載されているマフラーは、
ほとんどがステンレスや錆に強い素材でできているため、簡単に錆びることはありません。
ただ、排気ガスには少なからず水分が含まれており、
十分に暖気運転ができない、寒い地域で運転している場合などは水分の排出が追いつかず、
マフラー内に水分が溜まって錆になってしまうのです。
使用年数が長かったり雨風にさらされやすい環境が続くと、
更に錆びやすくなってしまうので注意しておきましょう。
マフラー音を放置した際に考えられるリスクは?
マフラー音が大きくなってしまっても、車の走行自体に問題はありません。
音さえ我慢できれば運転できそうですが、
マフラーが明らかに破損している場合は放置していると様々なリスクがあります。
車の整備不良とみなされて道路交通法の違反となる可能性もありますし、
大きな音はご近所トラブルの原因にもなり兼ねないので、
そのまま放置していてはトラブルに繋がることも考えられます。
また、マフラーに穴が開くと、排気効率が落ちるため、
本来の車の性能が発揮できない場合もあります。
最悪の場合、マフラーの破損箇所によっては排気ガスが車内に逆流し、
一酸化炭素中毒を起こして命に危険が迫るケースもあります。
こういった様々なリスクがあるため、
マフラー音の異常は放置せずにできるだけ早く修理することが大切です。
マフラー音がうるさくなった場合の対処方法とは?
マフラー音が大きくなった場合、まずはどの部分に破損があるのかを確認しましょう。
破損部分が小さい場合は、マフラー用の補修パテを使用して自分で修理することが可能です。
ある程度大きい破損の場合は、マフラーのパイプを交換する必要があります。
音に異常が現れてから1ヶ月程度はそのまま乗り続けられるとも言われていますが、
破損部分の大きさと症状によっては重大なトラブルに繋がる可能性もあるので、
できるだけ早く対処するようにしましょう。