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更新日:2016.11.24 / 掲載日:2016.11.21

車がスタックした時の脱出方法

車がスタックした時の脱出方法

goo-net編集チーム

車を運転する際は、天候や走行する道の種類や状態など、様々な環境下を走ることになります。
乾燥した整備の整った舗装路だけではなく、
場合によっては砂利道やぬかるみ、雪道などに遭遇する可能性もあるでしょう。

雪道やぬかるんだ道などを走行中では、思いがけず、車がスタックすることも考えられます。
今回は、車がスタックした時の脱出方法や対処方法などについて見ていきましょう。

スタックするとはどういう状態?

車の走行時におけるトラブルの中で、スタックと呼ばれる状態のものがあります。

これは泥や砂地、あるいは雪道など、滑りやすく軟弱な路面などでタイヤのグリップ力が低下し、
アクセルを踏んでもタイヤが空転して前に進まないという状態です。

完全にスタックしてしまうと、
いくらアクセルを踏んでも前にも後ろにも進むことができなくなり、
立ち往生してしまう状態になります。

初期の段階であれば、自力で脱出することが可能な場合もありますが、
状況がひどくなると牽引や重機などを使わないと脱出できなくなるということにもなりかねません。

特に圧雪状態の雪道では、
スタッドレスタイヤやチェーンなどを使用していてもスタックしてしまうことがあります。

車がスタックした時の脱出方法や対処方法は?

砂浜や泥が溜まっている様な林道などの未舗装路、あるいは雪が積もっているといった状況では、
スタックに対するリスクをよく理解して、万一のトラブルに備え対応方法を理解することが大切です。

路面状況が悪い所を走行することが事前に分かっているのであれば、
路面に合わせたタイヤに交換したり、タイヤチェーンを携行するといった備えをしましょう。

完全にスタックしてしまってからでは脱出が難しい場合もあるので、
まずスタックをしてしまう前に対処するということが大切になります。

また、不意にスタックしてしまった時、スムーズに脱出するために、
シャベルや滑り止めのマットなどを車に積んでおくというのも有効な対処方法です。

どうしても自力では対処が難しい場合も想定して、
ロードサービスの連絡先を調べておくことも重要です。

泥、砂地、雪道など、状況による脱出・対処方法

車がスタックしやすい路面状況として、泥や砂地、雪道が挙げられますが、
それぞれの状況において、脱出方法にも違いがあります。

雪道の場合にはアクセルを踏んでも空回りして、
その摩擦熱によって雪が溶けてしまい、ますます滑りやすくなってしまいます。
スリップし始めた時にはアクセルを不用意に踏み込まず、
細かく前後に車を動かすことで、脱出することができます。

慌ててアクセルを踏み続けるのではなく、前進と後退をこまめに行い、
その反動を利用して脱出するのが有効です。

また、砂地や泥などの場合には、アクセルを踏むと空回りするだけでなく、
そのまま地面を掘ってしまい、タイヤがどんどん埋まってしまいます。

そのため、タイヤが埋まるのを防ぐのに、
ムシロや滑り止めのラバーマットなどをタイヤの下に敷き、
ゆっくりと車を前進させることで脱出することが可能となります。

特に砂浜を走行するのはスタックする可能性が高く、大変危険なので絶対にやめましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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