ドライブ
更新日:2016.12.26 / 掲載日:2016.12.07
初心者のためのバック駐車のコツ

goo-net編集チーム
教習所ではコース内のバック駐車はなんとかクリアできたけれども、
実際に車を運転するようになるとバック駐車をするたびに時間がかかって困っている、
という方は多いのではないでしょうか?
後続車を待たせてバック駐車をしていると焦ってしまうのでコツを押さえたいですね。
ここでは運転初心者の方に向けて、バック駐車のコツを紹介したいと思います。
バック駐車の一般的な方法・手順
バック駐車の一般的な手順は、以下の通りです。
1.車を停めたい場所に寄せてハンドルを切って前まで出る
2.ハンドルを逆に切ってバックする
3.ハンドルの切る量を調整しながら駐車枠に停める
初心者におすすめのバック駐車の方法とは
基本的にバック駐車は前述した3ステップで行えますが、
運転初心者の場合は以下の方法がおすすめです。
1.車を停めたい場所に寄せてハンドルを切って前まで出る
2.ハンドルを戻してまっすぐバックする
3.後輪が駐車スペース内に入ったら一旦停止する。
4.駐車スペースに対して車体が平行になるまでハンドルを切り返して前進とバックを繰り返す。
5.駐車スペースに対して車体が平行になったらハンドルを戻しまっすぐバックする。
この方法であれば、切り返しの回数は増えますがスムーズにバック駐車ができると言えます。
また、この方法を繰り返してハンドルさばきに慣れると、
ハンドルの切り返し回数も減るため、短い時間でバック駐車を行うことが可能となります。
尚、3と4の動作を行う時は、隣に停めている車との距離に注意が必要です。
ミラーや目視で車間距離を確認し、隣の車にぶつけないよう注意しながらバックを行いましょう。
バック駐車を行う際の注意点
バック駐車時には後続車をよく確認しましょう。
駐車場に入ったら速度を落とします。
前後の車や自分の車がいつバック駐車の動作を行っても良いよう、安全に注意しましょう。
初心者がバック駐車を行う時は、ハンドル操作とバック操作を同時に行わないのがポイントです。
車を停止させて落ち着いてハンドル操作を行い、ハンドル操作が終わったらアクセルを踏んで、
車を後退させましょう。
慣れないうちにハンドル操作とバック操作を同時に行うと、
ハンドル操作が不十分なうちに車が動き出して想定外の方向に動いてしまいますし、
バックの感覚もつかみにくくなります。
また、動いてしまった車の位置を修正するのにも時間がかかります。
早くバック駐車を行いたい気持ちはわかりますが、慣れないうちは
1つ1つの動作を分離して行うと、確実にバック駐車できる上に時間も短縮できます。
まずは、「これぐらいハンドルを動かした後で後退する」、
「こういうカーブを描いてバックする」という感覚をつかみましょう。
慣れてくると同時に操作しても思い通りに車が動いてくれるので、
スムーズにバック駐車ができるようになるでしょう。
バック駐車に慣れないうちは、後続車に迷惑がかからないように予めハザードランプを点け、
駐車する意思を示した上で先に行ってもらい、ゆっくり焦らず駐車することもおすすめです。