ドライブ
更新日:2019.08.20 / 掲載日:2019.08.20
運転で筋肉痛になる原因と痛みを和らげる方法・予防方法

グーネット編集チーム
運転を長時間続けていると、だんだんと体の節々が痛くなってきたことはありませんか?運転による緊張感や、同じ姿勢が持続すると体に負担がかかり、筋肉痛などにつながっていると考えられます。
せっかくのドライブを楽しむなら、少しでも体にかかる負担を減らして運転をしたいものです。そこで今回は、運転中に筋肉痛になってしまう原因を説明しつつ、痛みを和らげる方法や予防対策を紹介していきます。
普段から運転をするたびに筋肉痛に悩まされている人は、ぜひ参考にしてみてください。
運転で腕が筋肉痛になる原因と対策・対処法
運転中に腕が筋肉痛になるのは、負荷のかけすぎや酷使が原因です。例えばカーブが多い道や不安定な道などでは激しい運転をすることがあります。さらには特定の動作を続けることで、腕に痛みを生じてしまうという場合があります。高速道路を走っていると、少しもハンドル操作を誤らないように、力を込めながら一定の動作をしていくことでしょう。
このようにクルマを運転することで、腕に負担をかけがちになってしまいます。そのため、腕を休ませたりマッサージをしたりして、腕に負担をかけないようにすることが、筋肉痛の対策や対処法となるでしょう。
運転で太ももが筋肉痛になる原因と対策・対処法
運転をしていると太ももに、筋肉痛らしき痛みを感じてしまう人もいることでしょう。
激しい運動によって起こってしまうのが筋肉痛ですが、太ももにも負担がかかっています。普段運転をしているとクルマの振動が、お尻や太ももに直に届きます。筋肉が運転中は常に揺れていることになるので、自然と太ももに負担をかけさせてしまっているのです。
この太ももの対策としては、単純に休ませてあげることが大切です。運転中に太ももが痛くなってきたら無理をせず、一度外に出て太ももを休ませましょう。あまりにも痛みが強い場合は、手でマッサージをして無理のない運転を心がけていくことが、長く運転するコツです。
運転で背中が筋肉痛になる原因と対策・対処法

グーネット編集チーム
運転中に背中が痛くなることは、日常的に運転をしている人は経験があるでしょう。常に背中を一定の体勢にしながら運転していくので、長時間の運転をしていると自然と筋肉痛になってしまいます。他にも姿勢が悪かったりすることで筋肉痛になってしまうこともあります。
痛みを感じ始めたら外に出て背中のストレッチをしていくと良いでしょう。また姿勢が悪いことが原因となるので、背筋を伸ばした状態で運転していくと痛みの削減効果があります。
常に正しい姿勢を意識しながら、運転していくよう心がけていきましょう。
運転で足が筋肉痛になる原因と対策・対処法
運転していると、足には負担がかからないイメージかもしれませんが、少なからず右足には負担をかけてしまっています。特にアクセルやブレーキなどはその都度、足先で操作を行っていくので、自然と疲れがたまっていき筋肉痛の原因となってしまいがちです。
足の痛みを軽減する対策方法としては、負担の少ない靴を履くことです。ドライビング専用の靴は運転に適した作りをしているので、足への負担を軽減してくれます。クラッチペダルを踏みこむにも力が必要なので、靴底の厚さが厚く、軽い靴を選んでいくと良いでしょう。
運転における筋肉痛を和らげる方法とは?
では運転における筋肉痛を和らげる方法とは、どういった方法があるのでしょうか。
ここでは筋肉痛になった際に筋肉を和らげる方法について説明していきます。
ストレッチをする
ストレッチしていくことが筋肉痛を和らげる代表的な方法の1つです。腕を曲げたり、背中を曲げたり、腰を前に倒したりと方法は様々です。固まった筋肉を伸ばすという意味で、筋肉を柔らかくしていきましょう。
ただし体を動かすのが辛いほどの筋肉痛の場合には、ストレッチは避ける必要があります。筋肉に多大なダメージを与えている場合には、かえって逆効果となってしまう恐れがあるからです。
筋肉痛の痛みの具合を見てから、ストレッチをしていくようにしましょう。
マッサージをする
マッサージには筋肉痛を和らげる効果があるので、筋肉痛のときには最適です。さらにマッサージは筋肉をほぐすだけでなく、血行を良くする効果があります。
ずっと同じ体勢でいることによって凝り固まった筋肉は、マッサージでほぐすことが可能です。もし家にいながらマッサージを行う場合には、38度ぐらいのお湯につかりながら、ストレッチを行いつつのマッサージがおすすめです。血行の促進に役立つので、温まりながらしっかりと体を休ませていきましょう。
休憩・睡眠をとる
何より無理をせずしっかりと休憩や睡眠をとって、体を休ませていくことが大切です。筋肉痛になっているにも関わらず、さらに体に負担をかけようとすると、余計に筋肉痛が悪化してしまう恐れがあります。
休憩や睡眠をとることで筋肉を休ませてあげることができるので、筋肉痛になった場合は無理せず休みましょう。
運転で筋肉痛にならないための予防方法とは?
では運転をしていて筋肉痛にならないためには、どのような対策を練っていけばいいのでしょうか。
ここでは、運転で筋肉痛にならないための予防方法について説明していきます。
運転姿勢(ドライビングポジション)を見直す
運転姿勢が悪いことで、筋肉痛になってしまう恐れがあります。体勢が悪いままだと、体の筋肉に負担をかけさせてしまっているので、筋肉痛になる原因となってしまいます。
そこで正しい姿勢で運転することで、体にかかる負担を軽減させていくことが可能です。もし姿勢が普段から悪いと思うなら、運転姿勢(ドライビングポジション)を見直していくと良いでしょう。
運転に慣れる
運転に慣れていない状態が続いていると、緊張からか体のいらない部分に力をかけてしまいがちです。運転に必要としない筋肉を使うことで、筋肉痛の原因となってしまうこともあります。
まずは運転が慣れるまでは、長距離の運転を避けるなどして体への負担をできる限り軽減していくようにしましょう。慣れるまでは運転時間を1時間だけにしておく、などの対策を行っていけば筋肉痛になる可能性も低くなっていきます。
同時に無理をしない運転を習慣化することもできるので、運転初心者にとっては一番いい予防対策と言えるでしょう。
運転前のストレッチ
体を柔軟にしておくという意味で、運転前にストレッチを行う方法があります。
クルマを運転する前は、どうしても体の血行が悪く、筋肉が固まっている状態になっていることが多いです。事故や怪我の防止にもつながっていくので、運転するたびにストレッチを行っていくと効果的です。
ただ体の柔軟性には人それぞれ個人差が生じてしまいますので、無理をしないようにストレッチをしていくようにしましょう。
水分補給をする
人の体の60~70%は水分でできています。さらに筋肉に栄養を与える役割がある血液にも90%以上の水分が含まれていることから、水分が筋肉にとって重要だということが分かります。体に十分な水分があることで、血液が活発的に乳酸を運んでくれるので、早めの疲労回復や筋肉痛を和らげる効果があります。
運転中や運転前には、しっかりと水分を補給して運転に臨んでいくと良いでしょう。
まとめ
クルマを長時間運転していると、どうしても体に負担をかけてしまい筋肉痛の原因となってしまいます。しかし原因と対策方法をしっておけば、筋肉痛を和らげたり発症を抑えることもできます。
ドライブを長く楽しむためにも、しっかりと筋肉痛対策をしていくと良いでしょう。