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更新日:2019.08.30 / 掲載日:2019.08.30

クルマの運転で緊張しすぎる原因と緊張しない方法

クルマの運転で緊張しすぎる原因と緊張しない方法

グーネット編集チーム

クルマの運転で緊張してしまうのは、なぜなのでしょうか。
運転免許を取得したばかりの人は、運転に不慣れで、そこからくる不安感から緊張するのかも知れません。運転に慣れたベテランドライバーであっても、過去に事故を起こしたトラウマから緊張してしまうこともあるでしょう。

集中力のない緩慢な運転よりも緊張感のある方が運転に集中することができ、結果、安全運転に繋がるケースもあります。しかし、クルマの運転で緊張しすぎてしまうと身体が委縮して運転に支障をきたす可能性があります。

ここでは、クルマの運転で緊張しすぎる原因や緊張しない方法について解説します。普段から運転中に良く緊張する方は、ぜひ参考にしてください。

クルマの運転で緊張しすぎる原因とは

なぜクルマの運転で緊張しすぎてしまうのでしょうか?その原因を考えてみましょう。

運転免許取得から何度も運転をしているのに、未だに過剰に緊張してしまう人は、過去に怖い、もしくは嫌な思いをしたことがある、事故を起こした経験があるなど、これらがトラウマとなって、運転そのものに自信をなくし、苦手意識を持っている可能性が考えられます。その結果、運転するたびに頭が思い出して緊張しすぎるのかも知れません。

この場合は、かつて何か原因で運転に苦手意識を持ってしまったのか客観的に分析しつつ、極力ひとりではなく、友人や家族などを乗せ自信を取り戻す必要があります。

また、運転免許を取得したばかりの初心者ドライバーであれば、クルマの運転に慣れていないことで、自信が持てないために、緊張しすぎるのかも知れません。
この場合は、間違った運転姿勢をとっているなど、運転の基本である「認知」「判断」「操作」に自信が持てない、クルマの運転操作そのものやクルマの車幅感覚に慣れていない可能性もあります。

こうしてみると、いずれも運転に自信がないことが理由として考えられます。

クルマの運転で緊張しすぎることのデメリット

では、クルマの運転で緊張しすぎることで考えられるデメリットと何でしょうか。緊張しすぎると、まず周囲の動きを見ているつもりでも頭にはいっておらず、集中力・注意力が落ちている可能性があります。そのため冷静な判断ができず、うまくクルマの流れに乗れなかったり、運転がギクシャクしたりといった行動として現れます。

いずれにしても安全運転に支障をきたす可能性が高まります。緊張が緊張を誘い、パニックとなり、ますます周囲が見えなくなるかも知れません。

結果、「認知ミス」「判断ミス」「操作ミス」に繋がる可能性が高まります。どこかでクールダウンをして、緊張を緩和(リラックス)する必要があります。

運転中の緊張のほぐし方・リラックスの方法

では、どうすれば運転中の緊張がほぐれるのでしょうか。緊張のほぐし方、リラックス方法を見ていきましょう。

水を飲む

緊張でのどが渇いているかも知れません。水を飲んでのどの渇きをいやし、クールダウンしましょう。

鎮静作用のあるコーヒーを飲む

鎮静作用のあるコーヒーやお茶を飲むとリラックス効果があります。

ガムを噛む

アゴを動かして脳を刺激すると、集中力が高まります。

深呼吸

おそらく緊張で心臓の鼓動が速くなっているはずです。深呼吸をして呼吸を整えましょう。

ストレッチ

血流を良くして脳を活性化しましょう。集中力や注意力を高めます。

声を出す

声を出すと冷静さを取り戻します。心拍数も落ち着くでしょう。

休憩をとる

身体と頭をリフレッシュして、落ち着きを取り戻します。

緊張をほぐしてリラックスする方法には個人差があるので、色々試して自分に合った方法を採り入れてください。

クルマの運転で緊張しすぎを防ぐ方法とは

クルマの運転で緊張しすぎを防ぐ方法とは

グーネット編集チーム

冒頭で適度な緊張感は誰にでもあり、ある程度の緊張は運転をするうえで重要である点を説明しました。しかし、緊張にも色々な要素があるので、悪い緊張に繋がる不要な要素は取り除くべきでしょう。クルマの運転をリラックスしてできるよう、緊張しない方法を説明します。

運転姿勢を確認する

的確な運転姿勢をとることは、運転の基本です。良好な視界の確保やスムーズな運転操作を行うためにも、運転姿勢を確認しましょう。

トイレへ行ってから出発する

トイレに行きたくなると、緊張感が増します。必ず、出発前にトイレに行きましょう。

運転に最適な動きやすい服装、靴を用意する

肩の張るようなジャケットやかかとのある靴は運転がし難い場合があります。動きやすい服装に着替え、足元もペダル操作がしやすいスニーカーに履き替えると緊張感が減るかも知れません。

出発前にルートを確認

運転途中で道に迷わないように、出発前に走行ルートを確認しましょう。走行中のナビゲーションシステムに頼っていては、運転に集中できなくなります。

時間に余裕を持って出発する

時間に余裕がないと、焦る気持ちが強くなります。できるだけ、余裕を持って出発しましょう。

車両感覚に慣れる

迷惑ならない駐車場や早朝の交通量の少ない時間に走行して、早めに車両感覚に慣れましょう。

少し慣れてきたら好きな音楽を聴く

運転中に好きな音楽を聴くと、気分が紛れて緊張がほどけることがあります。ただし、あまりに緊張している状態で音楽を聴くとかえって運転に集中できなくなる可能性があるので、あくまでも少し運転に慣れてきてから試すことをおすすめします。ただし、イヤフォンを装着しての運転は禁じられているので注意が必要です。

慣れるまではできるだけコンスタントにクルマを乗るように心がけましょう。また、ベテランドライバーに同乗してもらって、色々なアドバイスが受けるといいでしょう。


運転免許を取得したばかりは、誰でも不安から緊張するものです。

ただ、運転に慣れていくなかで、次第に過度な緊張はせずにほどよい緊張感のなか運転できるようになっていく方が多いようです。いかに「習うより、慣れよ」を実践するかが、緊張感を取り除く基本かも知れません。

過度な緊張は冷静な判断を鈍らせ、交通事故の原因になりかねません。うまく緊張をほぐし、安全運転に努めてください。

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グーネットマガジン編集部

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