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更新日:2019.09.06 / 掲載日:2019.09.06

運転で重要となる道路標識6選

運転で重要となる道路標識6選

グーネット編集チーム

道路標識は、基本的に車を運転している時に目につく場所に備え付けられているものです。しかし、免許を取得する際に一生懸命勉強して覚えたその道路標識も、運転に慣れ、気がつくとその意味や対応方法について忘れてしまっているなんてことはありませんか?

そこで今回は、運転で重要となる道路標識を厳選し紹介いたします。
日常的に運転をしている人は、ぜひ改めて目を通してみてください。

標識にはどんな種類があるのか

そもそも標識には4つの種類に分けられていることをご存知でしょうか?それぞれ意味が異なり、役割も変わってきます。ここでは、それぞれの種類別に標識の説明をしていきます。

規制標識

規制標識は車両や歩行者に向けて立てられている標識です。通行止めや自動車速度の制限を設けていて、規制を守るように表示しています。
例として「車両進入禁止」「駐停車禁止」「追い越し禁止」などがあげられます。

指示標識

指示標識は、道路を利用する際に必要な地点の支持を行っていく標識になります。
例として「駐車可」「停止線」「横断歩道」などがあげられます。

警戒標識

警戒標識は、道路に何かしらの危険がある場合、事前に知らせたり、注意する場所を教えてくれる標識になります。
例として「踏切あり」「幅員減少」「信号機あり」などがあります。

案内標識

案内標識は、それぞれの地域の名前・方角・距離などを明記しており、交通の便宜を図る効果がある標識になります。
例として「国道番号」「都道府県道番号」「サービスエリア」があります。

運転をする際に必ず確認しておくべき重要標識6選

運転をする際に必ず確認しておくべき重要標識6選

グーネット編集チーム

標識にはそれぞれ意味があり、道路での安全な歩行や走行に必要な標識ばかり設けています。今回はその中でも、特に理解しておくべき標識を6つご紹介していきます。

普段何気なく見ている標識にも重要な意味が込められているので、車を運転する人や車がよく通る道を歩く人は注意して見てみてください。

駐停車禁止

円形の標識で、青の下地に、赤で縁にそって丸と内側にバツが書かれた駐停車禁止の標識は「表示がある場所に駐停車をしてはいけません」という意味になります。
また、停車禁止の標識の上部に白で記載されている数字は時間帯を示しており、たとえば「8-20」と標識に記載されていた場合は「8時~20時までは駐停車をしてはいけません」という意味になります。逆にそれ以外の時間は、駐停車をしても問題ありません。

駐車禁止

円形の標識で、青の下地に、赤で縁にそって丸と内側に左上から右下にかけての斜線が書かれた駐車禁止の標識の意味としては「この標識が立っている場所には駐車をしてはいけません」という意味になります。ただし駐車がダメという意味になるので、停車は問題ありません。駐停車と同じで規制標識に分けられます。

一時停止

逆三角形の標識で、赤の下地に、白で縁取りと「止まれ」と書かれた一時停止の標識は、車や路面電車に注意を促しており、意味として標識の近くにある停止線手前で一時停止をしなくてはいけない、という意味になります。
停止線がない場合も、標識の手前で止まらなければいけないというルールがあります。

一方通行

長方形の標識で、青の下地に、白で縁取りと矢印が書かれた一方通行の標識は、矢印の方向にしか車は通行できない、という意味が込められています。
よく細道や裏道に車が通る際に、立てられていることが多いです。
反対側からの通行はできなくなるので、注意してみるべき標識の1つです。

指定方向外進入禁止

円形の標識で、青の下地に、白で縁取りと単体もしくは複数の矢印が書かれた指定方向外進入禁止の標識の意味は、矢印以外の方向には車は進んではいけないという意味があります。
別れ道が多い道路などに多く設けられており、運転している人が間違って違う道に進まないようにする効果があります。

車両通行止め

円形の標識で、白の下地に、赤で縁にそって丸と内側に左上から右下にかけての斜線が書かれた車両通行止めの標識がある場合、車の通行ができません。
車だけでなく、原動機付自動車や軽車両も該当するので注意が必要です。

間違いやすい道路標識

道路標識をいくつか紹介してきましたが、中には間違いやすい道路標識がいくつか存在します。
しっかりと意味を知っておかなければ、車を運転している時に誤った認識をしてしまう恐れもあります。

そこでここでは、間違いやすい道路標識と違いについてご紹介していきます。

車線通行止めと駐車禁止

先ほど紹介しましたが、「車線通行止め」と「駐車禁止」は似ています。
大きな違いとしては、標識の中央部分が白いか青いかの違いになってきます。白いほうが「車線通行止め」となり、青いほうが「駐車禁止」の意味となります。
意味も全く異なるので、運転をしてどちらかの標識を見る機会がありましたら、間違えないように注意しましょう。

車線数減少と幅員減少

「車線数減少」と「幅員減少」はどちらも警戒標識ということもあり、よく見ないと間違った認識をしやすい標識となっています。それぞれの意味合いとして、まず「車線数減少」は標識を通り過ぎると車線が減少することを意味しています。たとえば3車線の道を走っていた場合、標識を過ぎると2車線に変更する場合に用いられます。

次に「幅員減少」ですが、標識を通過したら道の幅が狭くなることを表しています。道が狭くなるという意味になるので、車線数減少とは異なった意味合いになってきます。
見分け方として、車線数減少の標識には車線を表す線が描かれているので、そこに注目して見分けていくとよいでしょう。

まとめ

道路標識は、車の運転に慣れてくると自然と忘れていってしまいます。しかし運転をしていると色んな標識が道路上には存在します。車の運転は瞬時の判断を求められることもあるので、標識の意味を知っておけばその都度対応していくことができます。

標識の意味をしっかりと理解して、安全運転を心がけるようにしていきましょう。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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