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更新日:2019.11.22 / 掲載日:2019.11.22

ぎっくり腰になった時に運転はしても大丈夫?

ぎっくり腰になった時に運転はしても大丈夫?

グーネット編集チーム

日常を過ごしていて重たいものを運んだ時などにぎっくり腰になってしまう人がいます。そんな時は急いで病院に行かなくてはいけない、と考え、そのまま車を運転していこうとするでしょう。

しかしぎっくり腰になった場合、そのまま運転をしても大丈夫なのでしょうか?運転中腰に負担をかけてしまうと、さらに悪化してしまう可能性もあります。
どうせなら腰に負担をかけず、正しい方法を選んでいきたいですね。

そこで今回は、ぎっくり腰になってしまった場合、運転をしても大丈夫かどうかについて説明していきます。
いきなりぎっくり腰になっても、慌てずに判断できるようぜひ参考にしてみてください。

ぎっくり腰の時に運転は避けるべき?

ぎっくり腰の時に運転は避けるべき?

グーネット編集チーム

そもそもぎっくり腰になった後は、運転していいのでしょうか。ここではぎっくり腰をした時に、運転をしてもいいのかについて説明していきます。

危険なので基本的に避けるようにする

ぎっくり腰になってしまうと、動くこともできず立ち上がるのも苦痛です。普段自然と行えている行動が、全くできなくなってしまうのが普通です。

そんな中、ぎっくり腰のまま運転をしてしまうと、激痛でハンドル操作やアクセルの踏み間違いなどを引き起こす原因になりかねません。ぎっくり腰になった後の運転は危険なので、基本的には避けるようにしていくとよいでしょう。

早めに病院で診察を受ける

ぎっくり腰も症状がわかれ、もちろん重度のぎっくり腰も存在します。この場合ぎっくり腰になった初日のうちに処置しておかないと、痛みの原因となる炎症物質が拡大してしまう恐れがあります。

早めの処置を病院で受ける必要がありますが、病院に行く際は自分で運転せず、ご家族かタクシーにお願いするなどの対応をしましょう。

外出先でぎっくり腰になってしまった場合

では自宅ではなく、外出先でぎっくり腰になってしまった場合は、どのように対応すればいいのでしょうか。
ここでは外出先でぎっくり腰になった場合の、正しい対処の仕方について説明していきます。

基本的にはタクシーを使用

基本的にはタクシーを使用して、自分で運転するという行為をできるだけ避けるようにしましょう。

この時に大切なポイントとして、後ろのシートに座った際には横向きに寝て、できる限り腰に負担をかけないようにしましょう。運転手に事前に事情を説明しておけば、安心して寝ることが可能です。

知人や家族に送ってもらう

困った時に頼れるのが、知人や自分のことをよく知っている家族です。ぎっくり腰になってしまった旨を伝えて、助けてもらいましょう。

もしそのまま病院に行く時や、自宅に帰る場合は、肩を貸してもらいながら移動することができるので、一番優先すべき対応策と言えます。

救急車を呼ぶ

上記の2つはぎっくり腰の中でも軽度の症状での対応法なのですが、痛みが非常に強く、全く自力で動くことができない場合や高齢者である場合には、迷わず救急車を呼んで病院へ急行しましょう。

119番で救急車を呼ぶ際は「年齢・動けないほどの腰痛であること」の2点を伝えるとスムーズに救急要請が可能です。

ぎっくり腰でも運転しなければいけない場合の注意点

冒頭でもご紹介したように、ぎっくり腰になってしまった際の運転はお勧めできません。
ですが、中にはどうしても運転しなければいけない事情をお持ちの方もいるかと思います。

ここでは、ぎっくり腰でも運転しなければいけない時の注意点についてご紹介します。

腰に負担がかからないよう背もたれにクッションなどを利用

長時間の運転を少しでも和らげるという意味で、背もたれにクッションを挟むという対応策があります。

クッションは腰に負担をかけさせないようにする効果を発揮しながらも、正しい姿勢に保ってくれる役割を果たしてくれます。運転姿勢を取ると腰に負担がかかるという場合にはクッションを利用してみましょう。

高反発のマットを敷いて対策を

シートにマットを敷くことでも、腰への負担を軽減することができます。
その中でも高反発マットを選択したほうが、運転による揺れや振動を吸収して腰の痛みを響かせないようにできます。
長距離の運転にありがちな、お尻の痛みを和らげる効果もあります。

適度なストレッチをして腰の血行をよくしよう

ぎっくり腰でも運転しなければいけない際には、こまめに休憩をとりながらなるべく腰に負担をかけさせないことが重要になってきます。

運転をしていて腰の痛みが強くなってきたら、早めに車を駐車できるポイントへ移動していきましょう。腰の痛みが強くなっている状態で運転をすると集中力が散漫してしまうので、最悪の事故を起こしてしまう前に休憩を取りましょう。

ぎっくり腰にならないように日々気を付けること

これまでは、ぎっくり腰になってからの対策方法をご紹介してきましたが、そもそもぎっくり腰にならないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?

重たいものを持たないようにする

一般的に、急に重たいものを持った時に、腰に負担をかけることでぎっくり腰になってしまう可能性が高いと言われています。重いものを持つという行為は、日常の何気ない動作の1つと言えるので、一番の要因としてあげられるのでしょう。

重いものを持った時に、腰が痛いと感じた場合は危険信号です。ぎっくり腰は急に来るものなので、危険だと感じたら重たいものを持つのを控えたほうがいいでしょう。

過度の運動は控える

ぎっくり腰の原因として、スポーツをしすぎている場合があります。筋肉に負荷がかかることで、腰に異常なストレスを与えてしまうことで発生してしまいます。

ぎっくり腰にならない一番の対策は、腰に負担をかけさせないことです。普段からスポーツをした後に腰を痛めているなら、しばらく過度なスポーツを控えることが、ぎっくり腰への予防対策となるでしょう。

ストレス発散を適度に行う

精神的なストレスがたまっていると、身体全体が凝り固まってしまい、腰を支える部分が弱くなってしまう可能性があります。お風呂でリラックスしたり、趣味に打ち込むなど、気分転換を行うようにしましょう。

靴の高さに気を付ける

靴は、高すぎても低すぎても腰に負担がかかってしまいます。靴の底が1.5センチから2センチ程度で、かかとがしっかり固定されている靴を選ぶようにしましょう。長期間履いているとソールがすり減ったりするので、気を付けるようにしましょう。

まとめ

ぎっくり腰になったら、基本的に運転をしてはいけません。もし無理をして運転など腰を使う動作をしてしまうと、余計に悪化してしまう恐れがあります。まずは安全第一で、完治するまでは安静にしておきましょう。

一度ぎっくり腰を経験すると、そのまま癖になってしまって再発してしまう人も少なくありません。普段から腰に対する負担を軽減する習慣を身につけておくことで、安心安全な運転をすることができるでしょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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