ドライブ
更新日:2020.01.30 / 掲載日:2020.01.30
車の運転カロリー消費量はどれくらい?

グーネット編集チーム
ダイエット中に車を運転している時に、運転で消費するカロリーについて気になった経験はないでしょうか。
そこで、今回は車の運転で消費できるカロリーと、一般的な活動で消費するカロリーを比較してみました。また、車内でできるダイエットやリフレッシュ方法などについても紹介していますので、ダイエット時や長時間のドライブで運動不足が気になる際の参考にしてみてください。
車の運転は意外とカロリーを消費する!?
まずは、車の運転によるカロリー消費量について見てみましょう。
30分のドライブで消費するカロリーは60~80kcal
体重60kgの人が30分車を運転した場合、消費できるカロリーはおよそ60~80kcalとなります。同じ時間横になっていた場合は30kcal、読書や事務作業をした場合は40~50kcal、立って皿洗いをしたら60kcal、散歩した場合は110kcalとなります。
こうしてみると、散歩と同じとはいかないまでも、車の運転は簡単な家事をする程度にはカロリーを消費できるといえそうです。
集中力や緊張感もカロリー消費に影響がある
車の運転が思いのほかカロリーを消費する理由には、運転中の集中力や緊張感が影響しているのかもしれません。人間の脳は何もしなくても1日に300~400kcalは消費するといわれており、将棋やチェスといった集中力、緊張感を必要とするゲームのプロは試合中にアスリート並みのカロリーを消費したという研究結果もあるのです。
運転で思ったよりもカロリー消費できるとはいえ、ウォーキングやジョギングほどに消費することはできません。どうしても運転時間が長くなってしまう日に、少しでも多くカロリーを消費する方法はあるのでしょうか。
カロリーをさらに消費!車内でできるダイエット方法

グーネット編集チーム
長時間運転する必要がある時に、車内で気軽にできる筋トレ方法を3つご紹介します。以下の方法は必ず停車時におこなうようにしましょう。
ドローイングオンザチェア
ドローイングとは、息を吸いながらお腹をへこませるトレーニングのことです。座った状態でできるため、車内でも気軽におこなえます。
やり方はシートに浅めに腰掛け、ゆっくりと数秒かけて息を吸いながらお腹をへこませていきます。
息を吸いきったらその状態で3~4秒キープし、お腹に力を入れながらゆっくりと息を吐きます。
腹筋のトレーニングにくわえ、深呼吸することでリフレッシュもできるのでおすすめです。
レッグエクステンション
シートに座った状態で両脚をほんの少し浮かし、太ももの緊張を感じたところで5~10秒間キープするトレーニングです。太ももの筋肉は体の中でも面積が大きく、鍛えることで基礎代謝を上げ、日常生活での消費カロリーアップも期待できます。
ペットボトルダンベル
飲み物が入ったペットボトルをダンベル代わりにおこなう腕のトレーニングです。シートに姿勢よく座ったら片手にペットボトルを持ってひじを直角に曲げ、その状態から自分の体の方へゆっくりと近づけ、また90度まで戻します。ゆっくりとおこなうことで、より筋肉に負荷をかけられます。
車内が狭い場合は大きくても500mlサイズまでにして、フタがしっかりと閉まっていることを確認してからトレーニングするようにしましょう。
車の運転に疲れたら
ダイエットやカロリー消費以外にも、運転中には適度にリフレッシュタイムをもうけることが大切です。
疲労を感じたら無理せず休憩を
運転中は集中して絶え間なく目視をおこなうため、目の疲労や精神的な疲労がたまりがちです。また、長時間同じ姿勢を続けているため、肉体的な疲労も蓄積します。疲れた状態で運転を続けると注意力が散漫になったり、事故の原因になったりするため、少なくとも2時間に1回は15分程度の休憩を取るようにしましょう。
おすすめのリフレッシュ方法
休憩中は車の外に出て、背伸びやストレッチなど意識的に体を動かすようにしましょう。運転中はクッションなどを使い、無理のない姿勢が取れるよう工夫します。ドライアイ防止には目薬や、意識的なまばたきもおすすめです。
まとめ
車の運転では簡単な家事と同じくらいのカロリーが消費できますが、車内で気軽にできる運動などで筋トレをすることもできます。
運転中は同じ姿勢や目視などで意外に疲労がたまりやすいため、充分な休憩を取り、リフレッシュして健康的にドライブを楽しみましょう。