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更新日:2020.06.09 / 掲載日:2020.06.09
あおり運転対策に効果的!スマートフォンのおすすめドラレコアプリ3選

グーネット編集チーム
近年社会問題になっているあおり運転は、場合によっては暴行などのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるだけでなく、重大な事故を引き起こす原因にもなる危険な行為です。
そのため、あおり運転に遭ったときの対策として、事故の映像を記録するドライブレコーダーの導入を検討する方も多くなっています。
今回は、あおり運転に対するドライブレコーダーの効果について解説します。あわせて、手軽に導入できるスマートフォンのドラレコアプリや、ドラレコアプリを使用する際のメリット、注意点なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ドライブレコーダーがあおり運転対策に効果的な理由

グーネット編集チーム
あおり運転に対して、ドライブレコーダーがどのような役割を果たすのか、具体的な効果について見ていきましょう。
あおり運転の被害を受けた証拠を残すことができる
ドライブレコーダーを車内に設置しておけば、あおり運転の被害を受けた際の証拠を残すことができます。あおり運転そのものを抑止する効果が高いわけではありませんが、万が一の場合でも被害を主張できるため安心です。
ステッカーであおり運転抑止につながる
ドライブレコーダーで記録していることがわかるステッカーを車の後方に貼ることでも、あおり運転に対する抑止力を高めることができます。
特に、比較的あおり運転を受けやすいとされている軽自動車やコンパクトカーに乗っている方は、ステッカーでドライブレコーダーの存在を周囲の車にアピールすると良いでしょう。
あおり運転対策にスマートフォンのドラレコアプリを使うメリット
あおり運転対策には、ドライブレコーダーの購入以外にも、スマートフォンのドラレコアプリを利用するという方法もあります。ドライブレコーダーにはない、スマートフォンのドラレコアプリならではのメリットを紹介します。
導入費用が安く済む
スマートフォンのドラレコアプリは、導入費用が安く済むところが大きなメリットです。従来のドライブレコーダーは機種自体の購入に2~3万円程度かかりますが、ドラレコアプリは手持ちのスマートフォンを使用するため、費用を大幅に抑えることができます。使っていないスマートフォンがあれば、それを活用して車の前方と後方に設置するのも良いでしょう。
また、配線が不要なので工賃もかからず、必要なものは専用ホルダーと充電器のみです。導入費用がネックになっていた方は、スマートフォンのドラレコアプリを検討してみると良いでしょう。
無料でアプリを使える
本体の購入費用や工賃がかからないうえに、スマートフォンのドラレコアプリはほとんどが無料で使用可能です。録画時間を選べる機能や、前方車両・歩行者の接近を検知して警告する機能、万が一の事故で緊急電話をかけられる機能など、さまざまな機能があります。
データ容量を圧迫しない
ドラレコアプリは、使用するデータ容量を設定しておくことが可能です。常時録画をするアプリでは、保存データが設定した容量に達すると従来のドライブレコーダーのように上書きしていくため、端末のデータ容量を圧迫しません。
その他にも、衝突発生時だけを録画するタイプや、あらかじめ録画時間の長さを決めておくタイプなどがあります。このように、ほとんどのドラレコアプリがデータ容量を抑えるように工夫されています。
ドラレコアプリをあおり運転対策として使うときの注意点
ドラレコアプリは、iOS版とAndroid版の両方に対応しているもの、またはそのどちらかのみ対応しているものがあります。使いたいアプリがどちらに対応しているか、あらかじめ確認しておきましょう。
ドライブレコーダーの場合は、カメラの画角が広いため、車の前後に加えて周囲の状況も撮影できます。しかし、ドラレコアプリが録画できる映像は最大で80度前後となり、ドライブレコーダーと比べると十分であるとはいえません。
画角が狭い分、横から飛び出してくる車や歩行者などは撮影がしにくいため注意が必要です。スマートフォンのドラレコアプリを使う際は、カメラの画角についても考慮して設置するようにしましょう。
まとめ
あおり運転の抑止として、ドライブレコーダーの設置は効果的な手段といえます。しかし、ドライブレコーダーは本体の価格も高く、工賃もかかるため導入を迷っている方も多いでしょう。スマートフォンのドラレコアプリは無料で使えるうえに、手持ちのスマートフォンを使うこともできるため、導入を迷っている方にはおすすめです。
しかし、あおり運転は車線の割り込みなども多くあります。そのため、しっかり記録しておきたい方やドラレコアプリでは画角が不安という方は、ドライブレコーダーの導入を検討してみましょう。