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更新日:2023.07.11 / 掲載日:2020.06.29

初めての車購入!新車・中古車の買い方と支払い方法

初めての車購入!新車・中古車の買い方と支払い方法

グーネット編集チーム

マイカー購入は、人生における大きな買い物の一つです。マイカーは購入にかかる金額が高額だからこそ、どこで車を買えば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
そのため初めて車を購入する方は、新車と中古車で適した販売店が異なることや、支払い方法にいくつか種類があることを知っておくことが大切です。

今回は初めて車を買う方に向けて、最適な販売店選びと買い時、代金の支払い方法について解説していきます。

新車はディーラー、中古車は中古車販売店がおすすめ

最初に少し触れたとおり、新車を購入する場合と中古車を購入する場合では、それぞれ適する販売店が異なります。

新車の購入を考えている場合は、メーカーから車を仕入れて販売する「ディーラー」で買うのがおすすめです。ディーラーは特定のメーカーのみを取り扱う販売店ですので選べるメーカーは限られますが、点検やサポートが充実しているため、車に詳しくない方でも安心して購入できます。

また、新車を購入できる販売店として、サブディーラーもあります。サブディーラーはディーラーから車を仕入れており、複数のメーカーの車を取り扱うこともある販売店です。

一方、中古車を購入する場合、メーカーを特に決めていない方や豊富な車種から選びたい方は、中古車販売店がおすすめです。ただし、サポートやサービスの内容は店舗によって異なるので、詳細をきちんと説明してくれるような信頼のおける販売店を選びましょう。

なお、中古車販売店は、買い取りした車を販売するタイプと、ディーラーが下取りした車を販売するディーラータイプに分かれます。ディーラータイプはメーカーの縛りがあるため、他のメーカーの車を購入できません。

その他、中古車を購入する別の方法として、オークション代行や個人売買があります。

オークション代行とは業者間で行うオークションで、希望の車を落札してもらうことができます。販売店を通さないので価格が安くなりますが、その反面、車を見て確認することができないというデメリットもあります。個人売買も価格は安いですが、個人間の取引においてトラブルが起こることがあるので、避けたほうがよいでしょう。

車を買うタイミングと新車・中古車の買い方

車の最適な買い時を踏まえて、新車・中古車の買い方を見ていきましょう。

車には買い時がある!

「車はいつ買っても価格は変わらない」と思っていませんか?実は、車を安く買えるタイミングがあります。

新車を扱うディーラーの場合は、2月・3月といった決算前が安く買えるタイミングです。ディーラーは1年間の売上予算達成に向けて、少しでも多く車を売りたいという思惑があるからです。大幅な値下げ交渉に応じてくれる可能性もあるので、新車が欲しい方は試してみるとよいでしょう。中間決算の9月、ボーナス時期の6月や7月、月末も安くなる時期といえますが、決算前ほどは値引きされないようです。

中古車販売店もディーラーと同様に、決算期の3月と中間決算の9月に安くなります。加えて、フルモデルチェンジ後や、車が売れにくい4月・5月も安くなるタイミングです。
しかし、中古車の買い時として一番のおすすめは、新型に乗り換える方が増えるフルモデルチェンジ後でしょう。旧モデルが中古車として多く出回りますし、当然新型よりも安く買うことができます。

新車を買う手順

ディーラーで新車を買う手順は、以下のとおりです。

1.ディーラーでスタッフに相談しながら車種を決める
2.試乗車があれば、なるべく試乗する
3.車種やグレード、カラーなどを決める
4.総額の見積もりを出してもらう
5.契約に必要な書類を準備する
6.値下げ交渉をする
7.契約、納車

新車を買うときは、なるべく試乗するようにしましょう。車には相性があり、運転しなければわからないことがたくさんあるからです。

見積もりの価格に納得したら契約に進みますが、その前にディーラーの担当者に値下げ交渉をしましょう。車種のグレードアップやオプションの追加などによって、交渉可能な場合があります。ただし、ディーラーの担当者は点検などで付き合いが続くため、無理に値下げしないことが大切です。

また、新車の契約手続きで必要になる駐車場の確保や車庫証明書の申請、印鑑登録などは契約前に準備しておきましょう。

中古車を買う手順

中古車を買う場合は、希望の車種を中古車販売店のサイトで確認し、在庫の有無や訪問日を問い合わせましょう。店舗に訪問したら、車の状態をよく確認することが大切です。

車の状態に問題がない場合は、契約の前に見積もりを出してもらいましょう。販売価格のほかに、税金などの法定費用や手数料もかかるからです。見積もりの価格に納得したら、支払い方法を決めて契約に移ります。契約内容に間違いがないか、しっかり確認してからサインするようにしましょう。

支払い方法は4種類

支払い方法は4種類

グーネット編集チーム

新車、中古車を買う際に共通する支払い方法は、以下のとおりです。

現金一括払い

現金一括払いは、その名のとおり総額を現金一括で支払う方法です。手持ちの予算でまかなえる方や、ローンを組みたくない方に適しています。

クレジットカード払い

手持ちのクレジットカードで支払う方法です。ただし、カード決済は販売店側が手数料を負担しなければならないため、支払いに使えないことがあります。個人経営の中古車販売店であれば、カード決済に対応しているところもあるようです。

カーローン

カーローンは金融機関でお金を借りて、ローンを組んで支払う方法です。カーローンの種類には、銀行や信金などの金融機関をはじめ、ディーラー経由で信販会社と契約するディーラーローン、販売店が実施する自社ローンなどがあります。

残価設定ローン

残価設定ローンは、残価(将来の下取り価格)をあらかじめ設定し、総額から残価を差し引いた金額でローンを組む方法です。

支払総額が安くなるので、ローンを組む金額を抑えられるメリットがあります。ローンの完済後は、車を返却して別の新車に乗り換える、または残価を支払って買い上げることができます。この方法は新車が出たら乗り換えたい方や、ローンを少しでも安くしたい方に向いています。

ただし、残価設定ローンの場合、車の所有権は信販会社にあります。また、中古車市場を参考にする残価が予想より安くなることがあるので注意しましょう。

まとめ

初めて車を買う方の場合、新車の購入を希望するならディーラー、中古車の購入を希望するなら中古車販売店をおすすめします。
新車の場合、少しでも車を安く買うためには、2、3月の決算前が絶好のタイミングです。中古車の場合は決算前や中間決算のほか、フルモデルチェンジ後も狙い目となります。

契約までの手順は新車と中古車で異なる点があるので、あらかじめ流れを把握しておくと安心です。
また、支払い方法は契約前に決めておく必要があるので、先述の4つの方法から最適の方法を選んでおきましょう。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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