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更新日:2020.07.03 / 掲載日:2020.07.03
本免許試験に一発合格!効率の良い勉強法や運転免許試験に必要なものについて

グーネット編集チーム
運転免許を取得するためには、「学科試験」と「技能試験」の両方で合格する必要があります。
また、両方に合格するためには運転技術や交通ルールといった多くの知識を学ばなければならないため、場合によっては1ヵ月~数ヵ月ほど時間がかかることも珍しくありません。
そこで今回は、本免許試験に必要なものと一発合格に向けて効率の良い勉強方法をご紹介します。
本免許試験に必要なもの
本免許試験を受けるときは、以下の書類と手数料が必要となります。
・住民票
・本人確認書類
・申請用写真
・教習所の卒業証明書や技能検査合格証明書
・手数料
・運転免許申請書
それぞれの詳細について紹介します。
住民票
住民票は各市町村の市役所で発行でき、発行する際に1通300円の手数料がかかります。住民票は「マイナンバーあり」と「マイナンバーなし」の2種類がありますが、本免許試験の手続きでマイナンバーありの住民票を提示あるいは提出することができません。そのため、マイナンバーなしの住民票を発行しましょう。
もし、マイナンバーありの住民票を間違えて発行してしまった場合、マイナンバーが書かれている箇所を黒塗りすれば提出することができます。
本人確認書類
本免許試験では、以下の本人確認書類で有効期限が切れていないものを、どれか1つ用意しましょう。
・健康保険証
・パスポート
・個人番号カード(顔写真付きのマイナンバーカード)
・住民基本台帳カード
・在留カード
・外国人登録証明書
・特別永住者証明書
学生証や社員証でも、住所などの記載があり本人確認できるものであれば使用できます。
申請用写真
申請用写真は、以下の要件を満たした写真が必要です。
・縦3cm×横2.4cm
・無帽
・正面
・無背景
・上三分身(胸あたりから上を撮影すること)
・6ヵ月以内に撮影した写真
証明写真機で撮る場合は、運転免許用のサイズが選択項目として用意されているため、それを選択して撮影すれば問題ありません。フォトスタジオなどのお店で撮影する場合は、運転免許用ということを伝えましょう。
教習所の卒業証明書や技能検査合格証明書
教習所を卒業すると、「卒業証明書」や「技能検査合格証明書」が交付されます。これらの書類があると本免許試験で技能検定が免除されるため、当日は忘れないように持参しましょう。
手数料
本免許試験を受けるためには、手数料として「受験料1,750円」+「免許証交付料2,050円」の合計3,800円が必要です。
もし、本免許試験で不合格となった場合には、再び試験を受けるときに同額の手数料が必要になります。
運転免許申請書
運転免許申請書は、本免許試験の当日に会場で入手します。試験会場に運転免許申請書が置いてあり、窓口でも案内されるので特に迷うことはないでしょう。
本免許試験に向けた効率的な学習方法

グーネット編集チーム
本免許学科試験の満点は100点で、合格するためには90点以上を取らなければなりません。本免許学科試験は、以下の形式で行われます。
・試験時間:50分
・問題数:1点の問題が90問と2点の問題が5問の合計95問
・合格ライン:90点以上
単純計算すると、9割以上の正解率でなければ合格できないため、しっかり勉強して挑むことが大切です。
教習所では、本免許試験の出題傾向をベースに講義が行われます。そのため、教習所で学習した内容を復習していくのが効率的な勉強方法といえるでしょう。問題の内容は応用や引っかけなどが少なく、教科書どおりに出題されますので、しっかりと教科書を読み込めば解けるはずです。試験に向けてコツコツと復習しながら準備を進めましょう。
本免許の技能試験での注意点
本免許技能試験も学科試験と同様で、教習所で習ったことをそのまま本番で実践すれば問題なく合格できる難易度です。
ただし、減点されやすいポイントがあるので、そのポイントを事前にしっかりと押さえて合格率を高めておきましょう。
路上駐車は減点されやすい
路上駐車は、人や物など安全に気を付けなければならない状況が多々あるため、減点されやすいポイントです。
例えば、歩行者に対しては1m以上の間隔を空ける、電柱などの障害物は50cmほどの間隔を空けるなど、安全を意識した路上駐車を行うとよいでしょう。
一時停止は確実に止まること
横断歩道も試験官がよく見るポイントで、減点対象になりやすいです。速度を落とすだけで一時停止しないのは、減点の代表的な例といえます。歩行者がいる横断歩道では、減速するのではなく、必ず一時停止をしましょう。
まとめ
運転免許の取得において、本免許試験が最終試験となります。必要な書類や手数料を事前に把握しておき、本番で慌てることがないようしっかりと学習を進めていくことが大切です。
学科試験と技能試験の内容は、書籍やインターネットで調べることで対策を立てられます。必要な情報をそろえて学習していき、万全な状態で本番当日を迎えるようにしましょう。