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更新日:2021.03.30 / 掲載日:2021.03.30
岩手 宮古市と盛岡市を結ぶ宮古盛岡横断道路が全線開通

復興支援道路の開通予定図
岩手県は3月28日、宮古市と盛岡市を結ぶ宮古盛岡横断道路(整備延長66km)が全線開通したと発表した。県内の復興道路・復興支援道路は東和~花巻間を除き無料で通行可能。
両都市間の所要時間は震災前と比べて約30分短縮

宮古盛岡横断道路全線開通 開通式
この道路は、2011年に発生した東日本大震災からの復興を目指すリーディングプロジェクトとして、国が整備を進めている「復興道路・復興支援道路」の一つに位置付け。両都市間の所要時間は震災前と比べて約30分短縮し、沿岸と内陸の更なる交流連携の促進、迅速かつ安定した救急搬送、広域観光や物流の活性化など多くの効果が期待されるという。
仙台市と八戸市を結ぶ三陸沿岸道路は計画の約9割が開通

三陸沿岸道路「侍浜IC~洋野種市IC」開通式
また、仙台市(宮城県)と八戸市(青森県)を結ぶ復興道路である三陸沿岸道路(延長359km、うち岩手県内213km)は、3月20日の「侍浜IC~洋野種市IC」間の開通などにより、約9割が開通。仙台市~田野畑村、久慈市~八戸市間がそれぞれ自動車専用道路で結ばれた。今年中には三陸沿岸道路全線が開通見込みとなっている。
岩手県内の復興道路・復興支援道路は東和~花巻間を除き無料で通行となっており、同県では身近になった三陸沿岸へのドライブを呼び掛けている。
復興道路の利用を呼び掛けるポスター