ローカライズ
更新日:2019.12.16 / 掲載日:2019.07.31
北海道の洗車!冬の寒さ厳しい寒冷地の洗車の方法・ポイント

こんにちは!グーネット編集部ローカルチームです。
みなさんは愛車をキレイに乗っていますか?
洗車をしたくても自宅にスペースがない方の場合「コイン洗車場」を活用されている方も多いと思います。
特に北海道の場合は積雪量も多いため、例年11月頃から融雪剤の散布も始まり、これが愛車に付着した状態を放置することで下回りが錆びて故障の原因となるため、洗車はメンテナンスの一つと捉えられます。
ここではできるだけ手間とお金をかけずに、コイン洗車場を利用して愛車を長持ちさせる手洗い洗車の秘訣をお伝えします。
準備するのはこれだけ!量販店などで揃えよう!

「いざ洗車をしてみよう!」と思ったものの、結局何から揃えたらいいのかわからない場合はこれだけでOK!
・カーシャンプー(目安500円~1000円程度)
・洗車スポンジ×2(目安300円~500円程度)
・洗車バケツ(100均バケツでOK)
・拭き取り用クロス(目安500円~1000円程度)
更にあると便利なもの(お好みで)
・シュアラスター コーティング剤(おすすめ!)
・ガラコ
・鉄粉除去ネンド
・タイヤ艶出し剤
・マイクロファイバークロス
準備は完了!でもちょっと待った!
早速洗車に取り掛かろうと思った方、ちょっと待った!!
洗車を行うのに適した天気があるのを知っていましたか?
晴れ渡った天気の良い日は洗車日和のような気がしますが、この天気は洗車には向きません。
晴れの日に洗車を行うとボディに残った水分がすぐに乾燥し、「ウォータースポット」として白い跡が残ります。
洗車を行うのは、曇りの日か太陽が出ていない早朝・夕方に行うのがベストでしょう。
また、寒冷地特有の事情として、前日より気温が高い場合には雪が溶けやすくなり、路面状況が悪くなる傾向があります。洗車したばかりの車で家に帰ろうとしたら、車のボディが解けた雪と泥の汚れまみれになってしまうことにもなりかねません。
洗車に取り掛かろう!

車のボディの大きさにもよりますが、おおよその洗車時間の目安は以下の通りです。
洗車の5ステップ
1.タイヤ・ホイールを洗う:10分
2.ボディを洗う(シャンプー):20分
3.ボディをすすぐ:10分
4.拭き上げ:20分
5.車内掃除:10分
1.タイヤ・ホイールを洗う
まず一番はじめに取り掛かるのはタイヤ・ホイールを洗うこと。
これはタイヤ周りに付着した泥や油分が、後から洗うボディに跳ねて2度手間にならないようにするため。
バケツに作った洗車用カーシャンプーを使い、洗車用スポンジで優しく洗いましょう。
水で流した後の拭き上げは拭き取り用クロスで結構です。
特にホイールハウス周辺は、融雪剤や泥などが混ざった汚れが付着しやすい箇所です。そのまま放置するとフェンダー部分などにも錆が発生していきますので、入念に洗い流す必要があります。
2.ボディを洗う
ボディを洗う際のポイントは「上から下へ」洗っていくことです。
上から下へ向かって水で汚れを落としていきます。
汚れが付着してしまうため、先ほどタイヤ・ホイールで使用したスポンジとは別のスポンジを使用しましょう。
3.ボディをすすぐ
全体を洗い終えたら泡が残らないように入念に水で流していきます。
特にサイドミラーの可動部やドア・ボンネット・トランクの隙間などには洗剤が残りやすいためチェックしましょう。
さらにここでポイントとなるのが「下回りの洗車」です。
洗車ガンを左右から車体の下に潜らせて、付着している融雪剤を洗い流しましょう。
これだけで車輛状態が長持ちします。
なお、手洗いではボディの下回りをくまなく洗うのは難しいため、コイン洗車場に設定されている下回り洗浄機も併せて利用するとよいでしょう。これは、地面の中に設置された配管からお湯が出てきて、下回りを洗うという優れものです。
4.拭き上げ
ボディをすすぎ終えたら、乾いてしまう前に拭き上げを行いましょう。
その際に、水切りワイパーを使うと効率よく水分を落とすことができます。特に寒冷地では吹き残しは凍結の原因にもなりますので、まずは手早く水を落とすことが重要です。
その後で、拭き取り用クロスで力を入れすぎずに水分を拭き取ってください。
5.車内掃除
洗車場に備え付けてある場合は、掃除機を使ってシートの隙間のホコリやフロアの細かい砂などを念入りに取っていきましょう。
さらにダッシュボードに艶出し剤などをかけるとよりキレイになりますよ!
冬の寒さ厳しい寒冷地・北海道の洗車のポイント
暖かい服装で、北海道(寒冷地)の冬の寒さを防ぐ
北海道(寒冷地)で冬に洗車を行う際は、事前準備が重要です。雪が降らない温暖な地域であれば、多少の防寒程度で洗車しても問題ありませんが、北海道のような寒冷地では、厚手のゴム手袋、長靴、撥水効果の高い上下のアウターやレインジャケットが必要です。
素手で洗車をすれば凍傷にかかる恐れもありますし、スニーカー等で足元が濡れるのも同じように危険です。ただし、長めのコートやマフラーは作業の邪魔になりますし、作業をしていると暖かくなって汗をかきやすいので、調整しやすい服装がおすすめです。
気温が氷点下になるような日には凍結でボディを傷つける恐れもあるので控える
気温が氷点下になるような日は、洗車で水洗いをしている最中に、ボディの水滴が凍ってしまうことがあります。そうして凍った氷を取ろうとしているうちに、ボディを傷つけてしまうこともあります。
できれば氷点下になるような気温の低い日や風が強い日は避けて洗車をすべきです。
やむを得ず気温の低い日に洗車する場合、こまめに水洗いした箇所を拭き取ることがおすすめです。夏場であれば自然に蒸発していきますが、寒い日はいつもよりも余分にタオルを準備しましょう。ボンネットを洗ったら、すぐにボンネットを拭き上げるくらいの作業が必要です。
冬季が過ぎる3月くらいに雪による汚れ・融雪剤が付着するのでこまめに洗車する
北海道(寒冷地)での洗車で一番厄介なのは、冬季が過ぎて雪が解け始める時期です。雪が解け始めると、解けた雪と泥が混じり、車がそれを跳ね上げます。しかも跳ね上げられた泥水には、道路に撒かれた滑り止めの砂や融雪剤が混じり、車の汚れが最もひどい状態になるのです。
このまま放置しておくと、泥水に混じった融雪剤がボディの下回りに付着し、そこから錆を発生させて下回りをむしばんでいきます。そのため、雪解けの時期にはボディの外回りと合わせて、下回りを定期的に洗い流すようにしておくことが非常に大切です。
まとめ
冬の寒さ厳しい寒冷地である北海道の洗車は、通常の洗車よりも気を付けるポイントがたくさんあります。
特に洗車するタイミングは重要で、融雪剤が撒かれる地域だからこそ、下回りは定期的に洗浄する必要があります。
手洗い洗車はより愛車を長持ちさせたり、気持ちよく運転をすることができます。また、普段から車内をキレイにしておくことで、運転にも集中でき不慮の事故も避けられるかもしれません。
ぜひ一度手洗い洗車にチャレンジしてみましょう!