アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2024.10.01 / 掲載日:2024.10.01
価格もサイズもグッド! NV200バネット MYROOMが登場【日産】
文●ユニット・コンパス 写真●ユニット・コンパス、日産
まるで自分の部屋がそのまま自然のなかに移動したかのようなくつろぎ感で人気の日産キャンピングカー「MYROOM」にニューモデルが登場。NV200バネットをベースにした車中泊仕様でベース車は「DX」、価格は464万3100円から。4WDモデルも用意される。
ファーストカーとしても使いやすいサイズに快適性を凝縮
日産は車中泊仕様に力を入れていて、アウトドア向けアクティブ志向の「マルチベッド」に加えて、インドア向け癒やし系モデルとして「MYROOM」を展開している。キャラバンMYROOMの発売記念仕様は3カ月で完売したというからすごい。
NV200バネットでも基本となるコンセプトは同じで、部屋がそのまま移動しているような快適で過ごしやすいクルマを目指した。壁面を明るい木目調でまとめ、ベッドにはヘンリボーン生地を採用。ライトは一部間接照明とすることで清潔感のある居心地のいい空間とした。
ベッドルームには取り外しも可能なスライドテーブルを採用。荷室の壁面にはふたのついた収納スペースも用意する。ベッド下の収納スペースには、1000Whクラスのポータブル充電器などが収まる高さを確保している。
なお、日産では電気自動車リーフの駆動用バッテリーをリユースしたポータブル充電器を販売。リユース品といっても高品質で、放電しにくいため長期保管にも向いている。
5ナンバーサイズゆえ1人から2人での利用を想定。レジャーシーンだけでなく、ファーストカーとしても使いやすそうだ。
自動車メーカーのこだわりが詰まった「2in1シート」
見どころとなるのが、2列目の「2in1シート」。
移動時には前向き乗車で安全かつ快適に移動。このときの座面は自動車用シートとして最適な硬さとなっている。
目的地に到着したら、シートを展開してベッドや後ろ向きのソファーモードとして利用可能。ソファーモード時は座面がやわらかいクッションになっているので、まるでリビングにいるようなリラックス感が味わえる。
自動車メーカーならではの安全性とキャンピングカーとしての魅力を両立させた自慢のアイテムだ。開発時は、力の弱いユーザーでもシートアレンジ時ができるだけ簡単かつスムーズに行えるように、部品の重さや取り付けにこだわったという。
自動車メーカーならではの品質とアフター体制
ベッドや棚などは日産の品質基準をクリア。「カスタマイズカーだから多少のアラは我慢」ということはない。また、故障やメンテナンスなどのアフターサービスが地元のディーラーで受けられるのも大きなメリットだ。