アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2018.12.29 / 掲載日:2018.11.05
冬の車中泊で注意すべき点や防寒対策におすすめの暖房グッズを紹介

寒さが厳しい冬の車中泊は、どのような事に気を付けたらいいのでしょうか?まずは、外からの冷たい外気を取り込まない対策が必須です。冷たい空気を遮断することで、車内の温度を維持しやすくなります。簡単にできる防寒対策もあるので、事前に準備しておくことをおすすめ。
また、より快適に過ごすためには暖房グッズも欠かせません。最近では、シガーソケットなどを利用する便利なグッズが増えています。車内の環境や車中泊の頻度を考慮し、必要なアイテムを選びながら取り入れてみるといいでしょう。そこで今回は、冬の車中泊で気を付けたいポイントやおすすめの防寒対策グッズを厳選してご紹介します。ぜひ、冬のアウトドアを楽しむための参考にしてみてください。
冬の車中泊で気を付けたいポイントは
寒さが厳しい冬場に車中泊をする時には、次の3つのポイントに気を付けてみましょう。簡単に実践できることばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
外からの冷気を遮断する
車内に冷気が入り込んでくる大きな原因となるのが「窓」です。ガラスは冷気を通しやすく、外の寒さをそのまま車内に伝えてしまいます。そこで、窓ガラスには断熱材を貼り、車内に寒さを伝えないことが大切です。
窓ガラスのサイズに合うシェードタイプの商品もありますが、断熱材を自分でカットして自作することも可能。窓ガラスから伝わる寒さを防ぐだけでも、車内の気温低下を抑えることができます。
駐車する位置にも気を付ける
冬場の車中泊は、駐車をする位置も気を配りたいポイントです。寒さでトイレが近くなることを予想しトイレから近い位置に駐車することがおすすめ。また、窓ガラスなどの凍結を少しでも防ぐために、朝日が当たりやすい場所に駐車するのも一つの手段です。
さらに、積雪など万が一に備えてできるだけ駐車場から出やすい位置に駐車しておくと安心です。周辺の環境などを見極めながら、少しでも快適に車中泊ができる駐車位置を探してみましょう。
暖かい衣類や暖かい飲み物を常備
冬場の車中泊の基本となるのが、暖かい衣類や飲み物の準備です。車内が冷えてきた時に少しでも体温を上げるためには、暖かい飲み物を飲むか衣類を着込むかが最も簡単にできる対処方法となります。
衣類は予備も含めて多めに積んでおくといいでしょう。また、飲み物は魔法瓶など温度を保つことのできる容器を利用し、常に暖かい飲み物が飲めるように常備しておくことが大切です。
エンジンをつけたままにするときは積雪に注意!
夜になると冬の車内はとても冷え込みます。だからといってエンジンを付けたまま就寝すると、とても危険です。寝ているうちに雪が積もるとマフラーを雪が塞ぎ、排気ガスが逆流して車内に流れ込んでしまいます。
その結果、最悪の場合一酸化炭素中毒になってしまうことも。寒いからといってエンジンを付けたままにしないで、寝袋などの防寒具を使い暖をとるようにしましょう。
手軽に寒さ対策! 車内で使えるお手軽暖房グッズ3選
ここからは、冬の車中泊で手軽に利用できる暖房グッズを厳選してご紹介します。比較的安価で手軽に利用できるアイテムばかりなので車中泊はもちろん、寒さ対策に使えるアイテムとして常備しておくこともおすすめです。
SOJOY 電気毛布12V車用

https://www.amazon.co.jp/SOJOY-12V%E8%BB%8A%E7%94%A8-%E9%81%8E%E6%B5%81%E9%81%8E%E5%9C%A7%E4%BF%9D%E
冬の車内は足元から冷えを感じるもの。足元を温めたい時に便利なのがシガーソケットに直接接続することで使える「電気毛布」です。3段階に温度調節ができ、スイッチを入れてから45分経つと自動に電源が切れる安全機能付き。
仮眠時やドライブ中など幅広く使える点も魅力的。比較的安価なので、車に1つ積んでおくと重宝するアイテムです。
キャプテンスタッグ ほかほかアルミシート2畳

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3
車内に入り込んでくる冷気をシャットアウトしたい時に役立つアイテムがこちら。アルミ層が熱を反射して冷気をブロックするため、窓ガラスの大きさにカットして貼り付けたり窓枠部分を覆ったりするだけでも、室内の暖かさが保てます。
また、寝転がれる広さがある場合には布団やマットの下にアルミシートを敷くと、下からの冷気を遮断することが可能。1枚持っておくとさまざまな防寒対策に活用できるアイテムです。
車用断熱マット

https://www.amazon.co.jp/zspowertech-07-%E8%BB%8A%E7%94%A8%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83
冬の寒さによって起こりやすいエンジントラブル。朝起きたらエンジンがかからないというトラブルを未然に防ぐためにおすすめなのが、ボンネットの内側に貼り付ける断熱マットです。
エンジンの熱量を均一に発散させることができ、さらにはエンジンが急激に冷えることを防いでくれます。アルミ層の反対側は劣化しにくい接着剤となっているため、しっかりと貼り付けることができます。
本格的な暖房グッズを探している人におすすめのグッズ3選
最後に、冬に車中泊をする機会が多い場合や本格的な暖房グッズを探している場合におすすめのアイテムを厳選してご紹介します。これさえあれば、寒い冬の車内の快適度が格段にアップ。ぜひ、参考にしてみてください。
車載用 ファンヒータースポット

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%AB%E5%B7%AE%E3%81%97%E8%BE%BC%E
シガーソケットに差し込むことで使える小型ファンヒーターです。冷風と温風の切り替えが可能なので、1年中使用できる点が嬉しいポイント。また、小型サイズなので移動させれば、窓ガラスの結露を溶かしたり曇り止めとして活用したりすることも可能です。
かじかむ手元をいち早く温めたい時や、室内の温度を少しでも高くしたい時におすすめです。
LMR 高級ダウン寝袋

https://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E7%B4%9A%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E5%AF%9D%E8%A2%8B-%E3%82%B3%E
寒い車内で就寝する時に欠かせないのが寝袋です。こちらの寝袋は使用快適温度が10℃~-10℃に設定されており、寒さの中で快適に使えるよう設計されている点が特徴。ふかふかのダウン素材で気密性が高く、一度寝袋に入ってしまえば暖かさが持続します。
さらに、軽量でコンパクトに収納できるため、車内に置いておいても邪魔にならないのも嬉しいポイントです。
pueri 車席過熱シート

https://www.amazon.co.jp/pueri-%E8%BB%8A%E5%B8%AD%E5%8A%A0%E7%86%B1%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88-%E5%8
ひんやりとした冷たさを感じやすい座席シートをポカポカに温められるアイテムがこちらです。シガーソケットに直接接続でき、シート全体を温められる点が特徴。また、シートはポリエステル素材となっており通気性が良く、長時間使用しても蒸れにくくなっています。
特に、運転中に防寒対策をしにくい運転席におすすめのアイテムです。シートから温かさを感じることで本格的な防寒対策ができます。
今回は、寒い冬に車中泊をする時に気を付けたいポイントやおすすめの防寒対策グッズをまとめてご紹介しました。冬の車中泊では、外の寒気を取り込まない対策と室内で快適に過ごすための暖房グッズが必須です。利用頻度や車内の環境、訪れたい場所の環境と照らし合わせながら、ぜひ使いやすいアイテムを取り入れてみてください。