ミライースの燃費性能はホンモノか。実際どうなのか、調べてみた

　ダイハツが誇る軽自動車ラインナップのエントリーモデルとして、2011年に販売開始されたミライース。「誰もが乗れる“第3のエコカー”」として開発され、街乗りやビジネス用、セカンドカーといった目的で今なお多くのユーザーに選ばれているクルマです。現行型に当たる2代目は2017年に発売されました。

　そんなミライースは「ハイブリッドカーにも匹敵するほどの低燃費」と言われており、コスパの良さはクルマ好きからも一目置かれる存在。実際にはどれほどの燃費性能を持っているのでしょうか。

　そこで今回は、ミライースの燃費性能をリサーチしました！

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現行型ミライースのカタログ燃費をチェック！

　はじめに、現行型である2代目ミライースのカタログ燃費を見てみましょう。カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。

　現行ラインナップは2024年の改良で全車スマートアシストを標準装備とした仕様に変更され、シンプルなグレード体系に。また、全グレードで2WDと4WDを用意しているのも特徴です。

気になる現行型ミライースの実燃費は…？

　では、実燃費はどうなっているでしょうか。調査の結果、以下のような数値となりました。

　なんと、2WD・4WD共に平均値20km/L超えという高い数値を記録。燃費達成率も互いに92.8%となりました。燃費性能の高さが改めて示されたと言えるでしょう。

先代モデル（LA300系）のカタログ燃費と実燃費は！？

　では、先代モデルはどうでしょうか。まずはカタログ燃費ですが、今回参照した2015年のカタログではJC08モードという測定方法で算出しており、現在使われているWLTCモードに比べるとやや数値が高くなっています。

　続いて実燃費です。

　平均値は2WDが20km/L超え、4WDも17km/L以上と共に良数値。新旧モデルの比較では現行型に軍配が上がり、燃費性能の向上がうかがえます。

　なお、燃費達成率が50～60％台とかなり低くなっていますが、これはJC08モードで算出されたカタログ値が高くなりすぎていることが原因です。

現行型は登場から約8年が経過。タマ数豊富な中古車もチェックして賢いお買い物を！

　低燃費・低価格がコンセプトのミライースは、新車でも99万円～130万円台とリーズナブル。しかしもっと購入費を抑えたいなら、中古車も視野に入れておきたいところです。現行型は発売からもうじき丸8年となり、タマ数が豊富。希望の条件に合う掘り出し物との出会いも期待できます。

　2025年2月現在でグーネットには約5,200台のミライースが登録されており、あなたの希望に見合う一台がきっと見つかるはず。次の愛車探しの際には、グーネットでお気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。