マイカーローン
更新日:2021.11.10 / 掲載日:2017.01.24
18歳・19歳の未成年でも中古車ローンを組む方法とは。学生やアルバイトの場合は?

goo-net編集チーム
自動車免許は18歳から取得できるので、
18歳から車を所有するということは十分ありえることでしょう。
10代など若いうちは中古車を買う方が多いのではないでしょうか。
しかし、中古車といっても高い買い物なので、なかなか一括で買えるものではありません。
そうなると自動車ローン(マイカーローンともいう)を組まざるを得ないのですが、
18歳や19歳でもローンを組むことはできるのでしょうか。
18歳・19歳でも中古車ローンを組むことはできるのか
成人で就職している社会人より審査は厳しいとは思いますが、
18歳・19歳でもローンを組むことは十分に可能です。
しかし、通常、法律的に18歳・19歳は未成年の扱いになるため、
ローン契約において、本人の意思のみでは自由に契約することができません。
また、収入などの面においても審査が行われることになります。
これらをクリアすることで、18歳・19歳でも中古車ローンを組むことができます。
18歳・19歳で中古車ローンを組む方法
18歳・19歳で中古車ローンを組むにも、まずは収入があることが条件になります。
学生でもアルバイトなどで安定した収入がある程度あることが必要です。
しかし、学生にせよ就職しているにせよ、未成年の場合は民法によって、
「法定代理人の同意を得ないで行った法律行為は取り消すことができる」となっているため、
保証人として親(法定代理人)をたてることが必要です。
尚、結婚している場合などは民法上成人とみなされますので保証人が不要となります。
18歳・19歳でも、安定した収入があり、且つ、未婚の場合は法定代理人をたて、
審査に通ることで中古車ローンを組むことは可能ですが、
融資額は収入や雇用形態などを総合的に評価されるので、
どうしても10代は収入が少ない場合が多いと思われるため、
自ずと融資額も低くなってしまいます。
学生ローンとは?メリットとデメリットとは?
学生であれば車のローンを組む以外の方法として学生ローンとして借入れる方法があります。
学生ローンとは主に消費者金融などが提供しているサービスで、
学生に対して融資(キャッシング)をします。
通常のキャッシングであれば勤務先へ勤めているかの在籍確認がされますが、
学生ローンではそれがありません。
また「安定収入の基準」が比較的緩く、週2~3日のアルバイト収入でもOKなところもあります。
そのため、学生でも借入しやすい点が学生ローンのメリットと言えます。
逆にデメリットには、金利が高いということと、提携ATMがないということが挙げられます。
学生ローンの金利は大手消費者金融のキャッシングサービスと同じかやや低めですが、
銀行カードローンよりは高めです。
学生ローンは提携ATMがなく銀行振り込みによる対応となるため、
借入や返済が若干不便だと言えるでしょう。
18歳・19歳で車のローンを組むことは不可能ではないにせよ、条件的に簡単ではありません。
自身に収入があることと、親の承諾を得て保証人になってもらう必要があります。
実際のところ親に車を買ってもらい、親に対してお金を少しずつ返すという方法をとる方もいます。
10代のうちは親に相談をしながら、ローンを組む際は慎重に、
返済に困ることがないよう計画的に行いましょう。