マイカーローン
更新日:2017.02.08 / 掲載日:2017.02.08
中古車ローン完済前に車の名義変更は可能か?
goo-net編集チーム
車を売ったり、譲渡したりするときには、
必ずその車の所有者の名前が書き変わります。これが名義変更です。
それでは、まだローンが残っているときに、
売買や譲渡することはできるのか、名義変更はできるのか説明します。
中古車ローン完済前に車の名義変更は可能か
中古車を売る、譲る際には、まず事前に車検証を確認してください。
所有者の欄にあなたの名前と住所が記載されていれば、
その車の名義(所有権)はあなたのものですので、売買や譲渡、名義変更は自由にできます。
所有者の欄に購入したときの販売店、またはローン会社の名前・住所が記載されていた場合は、
簡単に言うとその車の名義はあなたではありません。
勝手に売ったり、譲ったり、名義変更をすることは不可能です。
仮に所有者があなたであっても、
銀行などの金融機関からローンが残っている場合は、もう一度契約書を確認してください。
完済前の売買や譲渡などによる名義変更に関して、何らかの禁止事項がないか、
その内容によって名義変更の可否がわかります。
簡単に言うとその車の持ち主、イコール所有者が誰なのかによって、
名義変更が可能か、不可能かが判明します。
その車の所有者を明確にすることが重要
名義変更とは端的に言うと『車の所有者を変更すること』です。
ローン完済前の場合は、ローン会社に名義変更が可能か確認する必要があります。
可能な場合は名義変更処理のために必要な書類を準備します。
この名義変更の許諾は「譲渡書、または譲渡証明書」を以て解決します。
さらに名義変更の処理を行うために「委任状」「印鑑証明書」も必要となります。
名義変更の許可をもらうことを「所有権解除」と言い、
車の所有者を前の所有者から変更することを指します。
車の所有者が自身でない場合、
その車を勝手に売ったり譲ったりできないという原則は覚えておいてください。
また、ローンは完済したのに、
手続きを忘れて、所有権が販売店のままだという話もよく聞きます。
所有権解除の申請は自分で所有権のある会社に行うのが大原則です。
何をするにしても車は法的に規制され、守られている消費財です。
自分でするべきことなのか、依頼しないといけないことなのか、
わからなくなったら、ローン会社や販売店、法律家などに相談することをおすすめします。