マイカーローン
更新日:2017.02.24 / 掲載日:2017.02.24
外国人でも中古車のローンを組むことは可能?

goo-net編集チーム
日本に居住する外国人の中でも「自分ではローンを組めないのではないか?」と、
欲しい中古車があって、あきらめてしまうケースがあるようです。
ただ、このようなことはありません。実際に車を購入することは可能です。
ここでは、外国人の方が中古車を購入する際にローンを組めるかどうかをみていきます。
外国人でも日本国内で中古車ローンは組める?
外国人の方であっても、日本人と同じように中古車購入に際して、
ローンを組んで購入をすることは可能です。
基本的に、ローンを組む際に絶対に必要なものとして、
「住民票」などの「現在住んでいる場所が分かるもの」などが必須となりますが、
例えば、日本人の場合であれば、「運転免許証」や「パスポート」などで、
「本人を確認できる身分証明書」として提出します。
一方で、外国人の場合「外国人登録証明書」というものが、発行されています。
これについては、その外国人の方の居住実態や登録状態など、
個々に条件が異なり一概に言えませんが、
上記のような身分証明書があればローンを組むことは不可能ではありません。
ローンを組むための条件とは
当然のことながら、ローンを組むためには、
「ある一定の期間日本にいること」などが条件となっており、
「一時的に観光者として日本にいる」という場合や「学生として日本にいる」などの場合には、
ローンを組むための条件が厳しいケースもあります。
前述の通り、中古車を購入しようとする外国人の個々の事情や滞在、就労の実態が異なるため、
必ずしもローンを組むことが可能とは言えませんが、
例えば、日本人と結婚して日本国籍を取得している外国人の方であれば、
日本での永住権が認められますので、身分証明に関しては問題ないと言えるでしょう。
それ以外にも、安定した会社に勤め安定した収入がある、しっかりした身元保証人がいる、
銀行に十分な残高がある場合などは、ローン審査に有利であり可能性は高いとされています。
ローンが通らなかった場合、分割で中古車を購入できる手段はある?
例えば、「日本に滞在できる期間が短すぎる」などの理由でローン審査に通らなかった場合、
その原因が「残りを支払ってもらえないかもしれない」という点になるため、
分割で購入できる手段は少ないです。
一方で永住権を取得している外国人で、なおかつ安定した勤務実態がある、
さらには正規社員として信用度の高い企業に勤務をしている場合には、
販売店によっては、分割で購入できる手段として、
信販系のローン会社を使うなどの方法があるようです。
また、信頼度の高いカードを持っている場合などは、
カード会社の設けるリボ払いを利用することも可能です。
ただし、一般的に中古車と言っても決して安価ではないので、中古車の価格次第と言えるでしょう。
これは、外国人の方だけでなく、日本人にも言えることであり、
分割で購入できる手段というものは、その方の経済状況や与信状態などに依存します。
ただ、対応できるかどうかについては、中古車販売店や金融機関、ローン会社などの、
個々の判断があるので、いろいろ相談してみることをおすすめします。