車とお金
更新日:2023.07.10 / 掲載日:2023.07.08
夏休みの準備、できてる?お出かけするにはレンタカー?リース?中古車?実際どれがいい!?
もうすぐ夏休みが始まる。今年の夏こそ、いろんなところに遊びに行きたいと思うひとも多いのではないだろうか。そんな時にあると便利なのがクルマである。今回は、イマドキのクルマの乗り方についてご紹介したい。
クルマは買うだけが選択肢じゃない!
ひと昔前は、クルマに乗りたければ格安の中古車を探すところから始まった。でもいまは、ネットで手軽にレンタカーを予約できたり、流行りのサブスクというシステムもある。特に、夏休み期間や学生のあいだだけ……というように、期間限定で使う場合は中古車を購入するよりも手軽だ。今回は、それぞれのメリットとデメリットを見ていこう。
短期間の使用ならレンタカーが圧倒的に便利!
レンタカーは、決まった期間、レンタカー会社からクルマを借りる最もシンプルなシステム。半日だけ借りたいなど、短期間だけクルマに乗るなら一番おすすめの方法。例えば、2泊3日の小旅行なら、概ね2万5000円~3万円程度(ハイシーズンでコンパクトカーを借りた場合)。なお、夏休み期間いっぱい借りたい場合は、マンスリー契約のレンタカーも存在する。こちらは月に5万5000円~6万5000円前後が相場(コンパクトカーの場合)。ただし、それ以上の期間乗りたい場合は、コストパフォーマンスが悪くなるのがデメリットだ。
1年以上乗るならリース/サブスクが良コスパ!
最近流行りのスタイルが、カーリースやサブスクの利用だ。クルマに日々乗りたいけど、クルマを所有したくないひとにはぴったりの方法。カーリース、サブスクともに基本的には同じシステムで、運営企業からクルマを借りることになる。サブスクは、自動車メーカーが運営しているものを指すことが多い。トヨタが運営するKINTO(キント)はその一例で、車両本体価格、任意保険、諸経費、維持費をコミコミで月額支払うわかりやすいシステムなのが魅力。
一般的なカーリースの場合、契約期間は5年以上と長めの場合が多いが、メーカー運営のサブスクはそれより短く、3年から5年となるのが一般的。いずれも車庫証明が必要になるため、リースの月額利用料のほかに駐車場代が必要になる。月額の費用は、概ね2万5000円~4万円程度(コンパクトカー/駐車場代を除く)。夏休みのお出かけでクルマを使ったあと、継続してカーライフを楽しみたいひとにおすすめのプランといえよう。
リセールも考慮すれ意外とお得な中古車!
必要な時、クルマを買うというのも立派な選択肢のひとつ。新車購入は少し敷居が高いが、中古車ならばカーリースよりも割安になるケースが多い。たとえば、120万円の中古車を購入する場合、月々およそ2万円の支払いで済む(5年ローン)。また、リセールの高い人気車種を選ぶことで、不要になったら車両の売却によりコストを回収できるのも大きなポイント。
中古車購入のデメリットは、購入にまつわる手続きが必要なこと。印鑑登録証明、車庫証明、保険の加入、ローン審査などの手間が発生するため、夏休みに使うなら事前の準備が必要になる。
まとめ
レンタカー、リース/サブスク、中古車購入はそれぞれ一長一短がある。これらは、どのくらいの期間クルマを使いたいかで決めるのがよい。1ヶ月以上に及ぶ夏休み期間で使いたい場合は、リースよりもレンタカーのほうが手軽。この場合は、使う日だけレンタカーを利用するなど工夫が必要だ。また、夏休み以降も数年にわたって使うなら、カーリース/サブスクなども考慮にいれるとよいだろう。