車とお金
更新日:2019.12.02 / 掲載日:2019.12.02
ev車の充電頻度とは?充電にかかる費用や便利な充電スポットなどについてもご紹介!
グーネット編集チーム
近年、環境問題などの配慮から、ガソリンを使用しない電気のみで動くev車が注目され始めています。ev車はガソリンを使用しないので、ガソリン代を意識する必要があります。
しかし、ev車は、ガソリン代の代わりに、電気代がかかることになります。そのためev車を購入してもガソリン代よりも電気代がかかるのであれば、節約にはなりません。
そこで、今回はガソリン車からev車への乗り換えなどを検討している方などのために、ev車の充電頻度や電気代について詳しく紹介します。
ev車の充電頻度や回数について
グーネット編集チーム
ev車の気になるポイントとして、充電頻度や回数があります。ev車をどの程度充電するのか、1週間の充電平均回数の割合を参考にしてみましょう。
日産が行った調査では、1週間に0~2回充電した人の割合はおよそ70%、3~5回充電した人の割合はおよそ20%、6回以上はおよそ5%でした。
多くの人は、週に2回程度の充電をしていることが分かります。0から満タンにしていない場合もありますが、少なくともスマートフォンやパソコンのように、毎日必ず充電しなければならないわけではないでしょう。
さらに、使用頻度ごとの走行距離と充電回数の関連性から見ると、毎日利用している人は500~1,000km走行している人が多いですが、その中でも週に0~2回の充電をしている人が多いので、充電頻度や回数は少ないといえます。走行距離が長くなれば充電の回数や頻度は増えるため、充電回数のみで見ると月に500~1,000kmを走る人に適して向いているでしょう。
ただし、月に2,000km以上走行していても週に0~2回の充電をしている人、反対に500km未満の走行距離でも1週間に5回以上充電をしている人も存在するので、運転方法や走行環境によって電力の消費量は変動します。さらに、車種によっても異なるため、頻度や回数についてはあくまでも一例として認識しておきましょう。
ev車の充電費用はどのくらいかかる?
電気料金は夜間の料金が抑えられることが一般的であり、ev車の充電費用平均値は昼間が30円/kWh、夜間は13円/kWhです。電力会社の料金プランの中には、深夜に利用した電力に関しては割引ができようされる深夜電力といったプランがありますが、ev車の充電に利用する電力については深夜であっても割引が適応されないケースがあるため、注意が必要です。
また、ガソリン車と比べると料金にはどの程度の差があるのかが気になる人も多いでしょう。例えば、燃費20km/Lの車両であった場合、ガソリン代がリッター120円であれば走行距離100kmでガソリン代は600円です。つまり、ev車の方がガソリン車よりも安い費用で走行できることが分かります。
外出先でのev車の充電はどうしたらいい?充電ネットワークをチェックしよう
ev車を取り扱うカーディーラーの他、スーパーやコンビニなど日頃利用する施設ではev車の充電器が設置されているケースが多いです。さらに、高速道路のPAやSA、道の駅といった長距離を走行する場合の道路沿いにも設置されているので、買い物や休憩をする際に充電できます。
全国に充電ネットワークがあり、現在およそ18,000箇所以上に充電設備が設置されている他、市役所や飛行場などの施設の駐車場にも設置されているケースが多いです。
基本的に、高速道路のPAやSA、コンビニやスーパーにはスピーディに充電することが可能な急速充電器が設置されており、ホテルといった宿泊施設には長時間駐車することになるので普通充電器が設置されています。
コンビニの中には全国に充電ネットワークを作り上げたところもあり、いくつかの充電設備が設置されている施設もあるなど充電できる場所も増えているので、今後はev車の需要が高まるといえるでしょう。
まとめ
ev車の普及に向け、充電ネットワークの整備が急ピッチで進められていますが、充電場所も18,000箇所と大幅に増えています。
また、燃費代をガソリン車と比較しても、電気代の方が安くなりランニングコストは抑えられるでしょう。今後さらにev車の技術革新や普及が予想されるので、自動車の購入を検討されている人は今後の動向に注目しましょう。