車とお金
更新日:2021.02.25 / 掲載日:2019.12.20
車を2台持ちするメリットとは?維持費や保険・セカンドカー割引などを紹介!

グーネット編集チーム
地域によっては「車の2台持ち」が当たり前のようになっている地域もありますが、車の2台持ちとなると当然維持費などが増えます。そのため、実際に2台目の車を導入しようとなると迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、車を2台持ちにするメリットや2台持ちにしたときの維持費をご紹介。維持費を安くできる保険・セカンドカー割引についてもご説明します。
2台持ちにするか悩んでいる方、維持費などが気になる方は是非チェックしてみてください。
車を2台持ちにするメリット

グーネット編集チーム
まずは、自分が車を2台持ちにしたときにどのようなメリットがあるのかを確認しましょう。車を2台持ちにする代表的なメリットは、以下の4つになります。
家族に気兼ねなく使用できる
家族で車を1台しか所有していない場合、使いたいときに「その日に車を使う重要な用事が無いか」など、家族に確認を取る必要があります。さらに、確認してダメだった場合、使えないというケースもあります。
2台持ちにすれば車を使っていいかどうかという確認の手間も省けますし、自分の予定が狂うこともありません。
用途によって使い分けが可能
家族で出掛けるときはミニバン、通勤にはセダンなど、用途によって使い分けができるのも2台持ちの大きなメリットです。
用途に合わせた車を購入することで車の特徴を最大限活かした使い方ができます。
買取価格が高くなる可能性がある
2台ともフルで使うのではなく、平日と週末で分けて使用したりする場合、当然1台あたりの走行距離は短くなります。それはつまり、車の劣化や消耗が少ないということに繋がります。
傷みの少ない車は買取価格が高くなる傾向にあるので、2台持ちをすることで将来手放す際に買取価格が高くなる可能性があると言って良いでしょう。
車を2台持ちにすると維持費はどのくらい?
車を2台持ちした場合、維持費は年間およそ400,000円~700,000円程度かかります。ただし、これは諸経費を合わせた概算のものになります。普通車か軽自動車かによってはもちろん、都市部と地方、利用している保険によっても金額は大きく異なります。
以下で普通車と軽自動車それぞれの1台分の年間維持費用の内訳をご紹介するので、実際に導入したらどの程度費用がかかるのかを確認してみましょう。
普通自動車
・ガソリン代:60,000円
・駐車場代:60,000円
・保険料:60,000円
・自動車税:29,500円~(排気量によって変動)
・重量税:15,000円
・車検代:50,000円
軽自動車
・ガソリン代:25,000円
・駐車場代:60,000円
・保険料:60,000円
・軽自動車税:10,800円
・重量税:5,000円
・車検代:40,000円
セカンドカー割引とは?
できるだけ安く車の2台持ちを実現したいという方は、セカンドカー割引を利用するのがおすすめです。
セカンドカー割引とは、自動車保険を取り扱っている保険会社のほとんどが行っているサービスで、適用条件を満たせば2台目以降の車で新たに自動車保険を契約する際に、保険料が割引されるという仕組みです。具体的には、通常6等級から保険が開始するところを7等級から開始できます。
適用条件は保険会社によって異なりますが、以下が一般的です。ただし細かい条件は加入する保険会社のものを確認しましょう。
・1台目が11等級以上
・1台目の用途車種が自家用車8種(普通乗用車や小型乗用車など)であること
・2台目の用途車種も1台目と同様に自家用車8種であること
・1台目の所有者が個人であること
・2台目の所有者が1台目の所有者と同じか配偶者、同居の親族であること
まとめ
家族それぞれの生活リズムが異なる方や、週末にアウトドアなどに出掛ける方は、利用者や用途によって車を使い分けるのがおすすめです。車を2台持ちにした場合では、何よりも行動範囲が広がることでワンランク上の生活を送ることができます。
ただし維持費や駐車スペースなど、考えなければならないことがあるのも事実です。2台目の車を導入する際は、今回ご説明したセカンドカー割引などを上手に利用してデメリットを最小限に抑えるようにしましょう。