車を乗り換える時の保険切り替えの必要書類と手続き方法

1．車の検討中に、それぞれの保険料金の見積もりを取ることも可能(保険会社にもよる)

2．車両の見積もりが終わって納車日が決定する　→　保険会社に連絡

3．保険会社に保険証のコピーを送付し、新車両の細かい情報を伝えて、新たな保険料の保証内容や料金を算出してもらう

4．保険の代理店に行って切り替え手続きをおこなう

5．納車日には、新しい保険内容に移行する

・自動車検査証(車検証)
・運転免許証
・契約中の自動車保険証券
・認印
・保険料金または通帳と印鑑(引き落としにする場合)

以上の書類を持って保険代理店を訪問するのですが、
訪問する内容・日時と時間を担当者に事前に伝えておくと、
契約中の保険の解約手続きと新車両の保険の契約手続きもスムーズにおこなえるでしょう。

保険会社には自動担保特約があるとはいえ、
古い車両での補償内容となってしまいますので、
やはり、納車と同時に新たな契約内容の保険に切り替わるのが理想です。

そうなると、早めに保険会社に連絡しておくことが、
いかに重要かということがわかります。

車の乗り換えで心配なのは、
保険の切り替え途中で事故を起こしたり事故に巻き込まれたりすることです。

保険は、条件を満たしてさえれば、
「被保険自動車の入替における自動担保特約」が適用されます。

これにより、新しい車で事故を起こしてしまったとしても、
その事故が補償されるということです(約1ヶ月)。

補償内容は古い保険の契約内容となりますが、
車両は変わるため、車両は取得時の時価相当額を限度として、保険金額が支払われます。

ですので、新車を購入したのに、以前は車両補償をつけていなかったという人は、
そのままだと車両補償が受けられないことになります。

また、新しい車が納車されてから30日以内に、車両入替手続きをして、
保険会社の承認を得る必要があります。

車の乗り換えが決まったら、滞りなく保険会社に連絡を入れ、
納車時には保険が切り替わるように準備しておくことが、
本人も保険会社も、安心で損しない方法なのかもしれませんね。

車を購入する場合はありえないかもしれませんが、
家族や友人などから車を譲り受ける場合は、車の名義変更を忘れている場合があります。

保険会社は　「名義変更 ＝ 納車」という考えでいる場合が多いので、
名義変更せずに事故を起こしてしまったときに、
補償が受けられない場合もありうるのです。

特に、同居の家族から譲り受ける場合には、名義変更しないことが多くありますので、
その車の自動車保険の保証内容がどうなっているのか、確認する必要があります。

“保険会社に乗り換えの連絡をしたから大丈夫”

と安心せずに、保険会社に確認してみましょう。