自動車保険
更新日:2023.07.14 / 掲載日:2015.02.12

車を乗り換えると保険料の相場は高くなる?

車を乗り換えると保険料の相場は高くなる?

goo-net編集チーム

新車や中古車など、車を購入したり、知り合いから譲り受けたりして、
現在の車から新しい車に乗り換えることは、よくあることではないでしょうか。

そうすると、当然、自動車保険も新たに契約し直すことになると思います。

CMや雑誌などで、自動車保険を目にする機会はとても多いのですが、
自動車の乗り換えで保険を切り替えた場合には、保険料金はどうなるのでしょうか?

今よりも安くなるのか、それとも、今よりも高い料金になってしまうのでしょうか?

車の乗り換えによる、保険料金の相場の違いなどを紹介していきます。

車の乗り換えで保険料金の相場は変わるのか

車の乗り換えで変わる(変えることが出来る)項目

・車種
車種は型式により毎年「型式別車両利率クラス1~9」が決められます。
そのクラスにより保険料金はランク分けされます。

・走行距離
1年間どれくらいの距離を走行するのか、
「年間走行距離」で保険料金が変わります。

・新車か中古車か
新車には最新の安全装置が多数装備されており、
装備があれば、保険料が安くなるものが多くなります。

・運転者限定
本人限定・配偶者限定・家族限定・〇〇才以上限定など、
限定すればするほど、保険料は安くなります。

・車両
自損事故を起こしてしまった場合でも、自分の車が補償されます。
新車や高級車には付けた方が良いでしょう。
しかし、加入すれば自動的に3等級ダウンして加入料金が上がるため、
入っていない人は多くいます。

・対人賠償
対人賠償は制限があれば安くはなりますが、
補償金額は「過失割合」によって決まります。
裁判で訴えられるなど、何があるかわからないので「無制限」に入るのが普通です。

・対物賠償
相手の車両や道路標識・家屋などに対して支払われる補償です。
限度額にはランクがあり、限度額が上がれば保険料金も上がります。
補償金額は「過失割合」で決まります。

・搭乗者傷害
正規の乗車用構造装置のある場所に搭乗し、違法な走行をしていなかった場合に、
「日数払い」「部位症状別払い」の2つの方法のどちらかで支払われます。

・人身傷害
実際にかかった金額を補償、示談交渉中でも補償される、
単独事故でも補償される、自動車事故以外も補償されるなど、
手厚い補償ですが、保険の料金は高くなります。

車を乗り換えても変わらない項目

新車への乗り換えで、装備も新しくなれば、保険料金が安くなる場合もあります。
新たな安全装備が付くことにより、割引される項目は多くあります。

また、中古車への乗り換えでは、
車の型式や走行距離などが変わることで、保険料金も変わってきます。

車を乗り換えると保険料の相場は高くなるか、安くなるかは、
乗り換える車によって変化してきます。

もちろん、自動車保険は少しでも安い方が助かりますが、
保険の最大の目的は、万が一の補償がきちんとなされるかどうかが重要です。

保険の掛け金だけを気にして、補償内容を確認しないのであれば、
それは本末転倒と言わざるを得ません。

保険料の相場を把握することも大事ですが、
それと併せて、自分がどの保険が一番適切なのか、
補償内容と掛け金のバランスを見極めることが大切です。

今までの保険で無駄だった部分をなくしたり、今後必要な保証を付け加えたりと、
この機会に自動車保険を見直すことができるため、良いきっかけにもなるのです。

自動車保険の相場

以上のように、あなたの年齢や等級・走行距離・事故歴・加入する項目などによって、
保険料金は安くも高くもなります。

保険会社によっては、料金に年間数万円の差が出る場合もあります。

ネットで加入することや、走行距離で加入するなど、
加入にはいろんな条件がありますし、手厚いサービスとはいえませんので、
年輩の方には抵抗があるかもしれません。

しかし、安さに変わるものはありませんので、
無料で調べることができるネットの保険会社比較サイトを利用して、
自分の場合の保険料金の相場を知り、
自分に合った保険会社を探してみるのも良いでしょう。

まとめ

新車への乗り換えで、装備も新しくなれば、保険料金が安くなる場合もあります。
新たな安全装備が付くことにより、割引される項目は多くあります。

また、中古車への乗り換えでは、
車の型式や走行距離などが変わることで、保険料金も変わってきます。

車を乗り換えることで、保険料の相場が高くなるか、安くなるかは、
乗り換える車によって変化してきます。

もちろん、自動車保険は少しでも安い方が助かりますが、
保険の最大の目的は、万が一の補償がきちんとなされるかどうかが重要です。

保険の掛け金だけを気にして、補償内容を確認しないのであれば、
それは本末転倒と言わざるを得ません。

保険料の相場を把握することも大事ですが、
それと併せて、自分がどの保険が一番適切なのか、
補償対象と掛け金のバランスを見極めることが大切です。

乗り換える車が決まっているのであれば、保険料金がどの程度変わるのか、
各保険会社が行っている、保険料試算や保険シミュレーションなどを通して、
事前に把握するようにしておきましょう。

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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