自動車保険
更新日:2023.07.14 / 掲載日:2016.10.25
車で交通事故を起こした時の初期対応と一般的な処理の流れについて

goo-net編集チーム
安全運転を心がけていたつもりでも、ちょっとした気の緩みなどが原因で、
交通事故に遭遇する危険性は誰もが持ち合わせています。
事故が起こってしまうと気が動転して、冷静に対処できなくなってしまうかもしれません。
しかし最初にしっかりと対応をしておかないと、後で大きなトラブルに発展することもあります。
交通事故を起こした時に取るべき初期の対応についてよく理解をしておきましょう。
交通事故を起こしてしまったときの初期対応の注意点
まず交通事故が起こってしまったら、ケガ人を救護するのが最優先になります。
必要に応じて救急車を呼んでケガ人をできるだけ早く診察・治療してもらわなくてはいけません。
自分の携帯電話が使えるようでしたら、速やかに自分で電話を掛けましょう。
もしも電話を持っていない場合や、自分で電話を掛けられない状態であれば、
周りの人に救急車を呼んでもらいましょう。
この対応が遅れてしまうとケガが重症化してしまったり、
場合によっては生命の危機に瀕する可能性もあるため、急いで対応するようにします。
次に警察に連絡をしましょう。
当事者同士で話し合いを進めてしまうと、後でトラブルが起こる危険性が高くなってしまいます。
自分たちで話をまとめようとするのではなく、
中立な警察に介入してもらい、事故処理を進めるようにしましょう。
警察への届け出は運転者の義務であり、
物損事故、人身事故に関わらず連絡する必要があることを覚えておきましょう。
交通事故の初期対応の重要性について
交通事故を起こしてしまった時は、動揺してしまって、
何をするべきかがわからなくなってしまいます。
しかし、迅速な救護や、救急や警察への連絡、二次災害を防ぐための対応など、
各方面に冷静に対応しておかないと、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
初期対応をしっかりとしておくことによって、万が一ケガをしてしまった場合でも重症化せず、
少しでも影響を軽減させることが可能になります。
また、初期対応を十二分に行い、義務をしっかりと果すことで、
事故相手との交渉においても、誠意のある対応を示すことができると言えます。
交通事故の初期対応に必要な一般的な手続きと流れ
交通事故が起こってしまったら、最初に救急車、その後警察に連絡をします。
それぞれの到着を待って、事故の状況を冷静に詳しく説明できるようにしておくことが原則です。
また、加入している任意自動車保険会社への連絡も忘れずに行うようにしましょう。
