自動車保険
更新日:2023.07.14 / 掲載日:2017.04.24
中古車購入時の自賠責保険に関して

goo-net編集チーム
中古車の購入する時にはさまざまな手続きが必要ですが、
その中には「自賠責保険」に関する手続きも含まれています。
ここでは、中古車購入時の自賠責保険に関することをまとめてみました。
中古車購入時には必ず自賠責保険に加入する必要があるのか
自賠責保険はどんな車であれ車に乗る限り必ず加入しなければならない保険です。
別名「強制保険」とも呼ばれ、法律で加入が定められている保険なので、
購入した車が新車でも中古でも加入が義務づけられています。
自賠責保険は、車に対して締結されているもので、車検ごとに更新されます。
自動車を購入した際は、車検が残っていれば、
自賠責保険の名義を変更して引き継ぐことが可能です。
中古車購入時に自賠責保険加入の為の名義変更手続きは必要か?
前述の通り、自賠責保険は必ず加入が義務づけられており、
車検とセットになっているので、途中で解約することができない特徴があります。
保険の対象となる被保険者は、車両の保有者または運転者に限定されているので、
中古車を購入した場合は、速やかに保険の名義変更をする必要があります。
販売店などできちんとした手続きを踏んで購入すれば販売店で名義変更を代行してくれますが、
知人などから譲りうけた場合や、ネットオークション等で個人売買をする時は、
自分で手続きをしないといけないので注意が必要です。
中古車購入時の「自賠責保険未経過相当額」とは?
「未経過相当額」とは中古車を購入する際に購入者側に支払い義務が生じる費用です。
「自動車税」や「自賠責保険」は、一年分や二年分を先にまとめて前払いで支払っています。
途中で持ち主が変わった時に、新しい車の所有者は残り期間分の、
「未経過相当額」にあたる税や保険の支払いを支払う必要があります。
同じように自賠責保険も、車検から車検までの間の期間の保険料を加入時にまとめて支払いますが、
所有者が変わった時に、自賠責保険料の未経過分相当額(+消費税)が発生します。
車検なしの車を購入した場合、当然のごとく自賠責保険も切れているので、
未経過相当額を支払う必要はありません。
自賠責の未経過相当額は中古車を購入する時に意外と忘れがちな費用となりますので、
自動車税の未経過分相当額と合わせて費用概算を把握する必要があります。
