自動車にかかる税金
更新日:2017.02.10 / 掲載日:2017.02.10
新車と中古車の違い(税金やナンバーについて)
goo-net編集チーム
新しく車の購入を検討した時に、新車にするか中古車にするか迷ってしまいますよね。
新車と中古車の違いがわからないため、どちらにしようか決めかねることもあるでしょう。
それぞれのメリットとデメリットなどを確認していきましょう。
新車とは?中古車とは?
新車とは、主に購入時に初めてナンバー登録されたものを指します。
購入すると決めてから自動車販売店で注文し、カーナビなど、
自分がつけたい各種オプションをつけることができるのも新車の特徴であり、メリットと言えます。
中古車は、一度所有された車のことです。
個人の所有だけでなく、
レンタカーとして使われた車が売りに出されたものでも中古車扱いになります。
新車では自分で自由につけられたオプションも、
中古車では元のオーナーがオーダーしたものをそのまま引き継いで使用することになります。
よって、基本的にオプションの取り消しは難しいですが、
オーディオなど一部交換可能なものもあります。
新車と中古車には具体的にどのような違いがあるか?
新車は、新品の状態のものを使用し始めるので、
修理などのメンテナンス費用が掛かりにくいですが、
中古車は、誰かが乗ったものを引き続いて使用するため、
どのような使用状態かを把握しづらく、頻繁にメンテナンスが必要になる可能性もあります。
購入時は新車のほうが購入費用が大きいですが、長く乗り続けていくと、
前述のメンテナンスの頻度等により、
総額で考えると掛かる費用は変わらなくなることもあり得ます。
新車と中古車の税金面での違いとは?
新車と中古車では、購入時の税金の金額の違いや、支払いの違いが挙げられます。
自動車取得税は車の価値に対して規定のパーセンテージをかけるため、
価値が下がっている中古車のほうが安く済みます。
さらに、車両本体の価格が50万円以下の場合は掛かりません。
自動車重量税は、新車は購入時にすべてを支払う必要がありますが、
前オーナーがすでに支払った分が残っていれば、購入時には支払いが不要になります。
新車と中古車でナンバーに違いはあるの?
少し前ならば、ナンバープレートの地名の次に書かれている、
分類番号が2桁か3桁かで、登録された、だいたいの時期がわかりました。
しかし現在では、登録時点で3桁の番号の車がほとんどですので、
その車が新車かどうかの判別は付きにくいです。
登録された時点でのナンバーが付いているため、購入してから、
ほとんど乗られていないような良い状態の車でも新車ではないということがあります。
また、新車登録された際の地域と中古車として購入する際の地域が同一の場合、
ナンバーがそのまま継承されることがあります。
その場合もまた新車か中古車かの判断がつかないことがあります。
新車は、車の装置や内装・外装など、車の状態が良いため、安心できるメリットがありますし、
中古車は自分の希望とする金額や車の状態を元に、多くの選択肢から選べるメリットがあります。
新車と中古車、どちらにもいい点はありますので、
自分のスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。