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更新日:2022.07.05 / 掲載日:2022.07.05
ダイハツ 新型ムーヴキャンバス発表 2つの個性で異なる世界観表現
ダイハツは7月5日、2016年9月以来の約6年ぶりに軽乗用車「ムーヴ キャンバス」をフルモデルチェンジし、7月13日(水)から全国一斉に発売すると発表した。メーカー希望小売価格は1,496,000円~1,919,500円(消費税込)。
累計販売台数38万台超 様々な要素を進化
初代ムーヴキャンバスは2016年、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとして誕生。自身のライフスタイルを楽しむ女性を中心に幅広い世代の支持を集め、2022年7月現在での累計販売台数は38万台(ダイハツ調べ)を超えている。
今回のフルモデルチェンジでは、初代モデルが持つ可愛らしさを受け継ぎつつ、すっきりと洗練させた「ストライプス」と、上質で落ち着いた世界観の「セオリー」を設定、異なる2つの世界観を用意した。また、ニーズの拡大も踏まえ、DNGAの展開やターボの新設定などによって走りの良さを向上、車内空間の使い勝手の良さも改良が加えられている。
「ストライプス」/「セオリー」 好対照な印象持つ2つのデザイン
【ストライプス】洗練された可愛らしさで等身大志向の若年層に訴求
「ストライプス」は飾らない等身大志向の強い現代の価値観に合わせ、すっきりと洗練された可愛らしさを表現した。フロントフェイスは、ムーヴキャンバスの特徴である“スマイルフェイス”をベースに、すっきりとしたフロントデザインに。全体的に丸みを強調したボディラインで、つややかさを表現している。
インテリアは、ホワイトを基調としたインパネを採用してシンプルながら明るいデザイン。ソファのような座り心地を再現したという新開発のフルファブリックシートを採用し、自分の部屋のようにくつろげるプライベート空間を演出した。
カラーバリエーションは、フレッシュなカラーやトレンドを意識した2トーンカラー仕様とし、新規開発色のアプリコットピンクメタリックとシトラスイエロークリスタルシャインを加えた全8色のラインアップとしている。
スムースグレーマイカメタリック
サンドベージュメタリック
レイクブルーメタリック
ファインミントメタリック
レーザーブルークリスタルシャイン
ファイアークォーツレッドメタリック
シトラスイエロークリスタルシャイン
×アプリコットピンクメタリック
×アプリコットピンクメタリック
【セオリー】シックで落ち着いた雰囲気を演出
一方の「セオリー」は、“大人な価値観や持論を表現できるクルマ”という想いを込めて、シックで落ち着いた雰囲気のデザインが特徴。エクステリアは、モノトーンカラーにメッキ加飾を組み合わせ、上質さを表現した。カラーバリエーションは全7色を用意する。
インテリアは深みのあるブラウンとネイビーを組み合わせ、落ち着いた室内空間を実現。ステアリングホイールやシフトノブを本革巻とし、上質感を強調。シートは「ストライプス」同様のフルファブリックシートを採用している。
【リラックス/エレガント/ビター】オプションを組み合わせてさらに新たな世界観を創出
さらに個性的なスタイルを求めるユーザー向けに、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせた「アナザースタイルパッケージ」を用意。「ストライプス」には、ホワイトやメッキをアクセントとした外装パーツとライトウッド調の明るい内装パーツで可愛らしさを表現した“リラックススタイル”。「セオリー」には、メッキ中心の外装パーツ、ダークブラウンやさりげないメッキ調の内装パーツで、上質感と落着きのあるシックな雰囲気を演出した“エレガントスタイル”と、ブラックを基調とした外装パーツ、ダークブラウンの内装パーツで、クラフト感と渋さを演出した“ビタースタイル”が用意されている。
収納や快適装備に現代的な使いやすさをプラス
車内の収納や快適装備には新機能を追加し、使い勝手の良さを向上させた。
後席下に設けられた引き出し式の「置きラクボックス」は操作性を向上し、ついたてを上げて高さのある荷物を固定できるバスケットモードの機能が片手でセッティング可能に。両側パワースライドドアには、タッチ&ゴーロック機能の追加とウェルカムオープン機能を新設定し、降車時や乗車時の利便性を高めた。また、前席のカップホルダーに保温機能付の「ホッとカップホルダー」を、新たに設定。運転席/助手席にシートヒーターも設定し、肌寒い季節の快適性を向上させている。運転面においては、電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能を採用し、日ごろの運転や渋滞時の疲労軽減が図られた。
ディスプレイオーディオは、音声認識機能を追加するとともに、AppleCarPlayワイヤレス接続に対応。オプションでワイヤレス充電機能や10インチスタイリッシュメモリーナビを用意した。
DNGAの展開で高い基本性能と進化した安全性能を実現
新型ムーヴキャンバスでは、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)展開により最新のユニットを搭載、燃費性能(WLTCモード)と静粛性、発進性を向上させた。また、待望のターボ搭載モデルを新たに設定、エンジンとD-CVTの組み合わせで力強い加速感を実現する。
DNGA展開は車体軽量化や操縦安定性にも寄与。ボディはDNGA展開とハイテン材の使用率向上などで強度を高めつつ、前モデル比-50kgの車体軽量化を実現した。また、ステアリング制御に改良が加えられたほか、サスペンションチューニングを実施して乗り心地の良さを向上させている。燃費はWLTCモードで、従来から約10%向上の22.9km/Lとしている。
予防安全機能の「スマートアシスト」については、最新のステレオカメラを搭載し、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知に対応させるとともに検知距離、対応速度を向上。さらに、ブレーキ制御付誤発進抑制機能を採用し、万が一の踏み間違い時に急発進を抑制する。このほか、長距離運転や高速道路走行時に役立つアダプティブクルーズコントロールも採用された。
加えてディーラーオプションに、BSM(ブラインドスポットモニター)や、プラスサポート(急アクセル時加速抑制)システムを用意。プラスサポート(急アクセル時加速抑制)システムは、専用の電子カードキーによるドア解錠で急アクセル時の加速を抑制する機能が作動するというもの。作動すると、障害物の有無に関わらず、アクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知すると警報ブザーとメーター部のディスプレイ表示でドライバーへ注意喚起し、クルマの加速を抑制する。
メーカー希望小売価格一覧
グレード | エンジン | トランスミッション | スマートアシスト | 駆動 | 価格(消費税込) |
ストライプスX | 自然吸気 エンジン | CVT | ○ | 2WD | 1,496,000円 |
4WD | 1,622,500円 | ||||
ストライプスG | 2WD | 1,672,000円 | |||
4WD | 1,798,500円 | ||||
ストライプスGターボ | ターボ エンジン | 2WD | 1,793,000円 | ||
4WD | 1,919,500円 | ||||
セオリーX | 自然吸気 エンジン | 2WD | 1,496,000円 | ||
4WD | 1,622,500円 | ||||
セオリーG | 2WD | 1,672,000円 | |||
4WD | 1,798,500円 | ||||
セオリーGターボ | ターボ エンジン | 2WD | 1,793,000円 | ||
4WD | 1,919,500円 |