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更新日:2022.07.11 / 掲載日:2022.07.11
アキュラ スポーツセダン「TLX タイプS」ハンドビルドの限定車

ホンダの海外向け高級車ブランドであるアキュラは現地時間の7月1日、スポーツセダンの「TLX タイプS」に限定車「PMCエディション」を設定し、2022年後半より受注を開始すると発表した。
「NSX」を生んだ工場で生産 スーパースポーツの技術を投入

TLXはアキュラブランドで2014年より販売するセダンタイプの乗用車。スポーティな走行性能とラグジュアリーなデザインを兼ね備えたプレミアムスポーツセダンで、V6ターボエンジンを搭載して走りに特化したタイプSも用意されている。
今回発表されたPMCエディションはそのTLX タイプSをベースとしたもので、名称のPMCは「パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター」を指す。PMCは米オハイオ州の生産拠点で、スーパースポーツ「NSX」が生産された場所として知られ、今回の限定車はNSXの開発・生産を手掛けたPMCの技術者たちによって、ハンドメイドで生産される。また、組み立て後のダイナモチェックや塗装検査、ラフロードシミュレーションなどもNSXと同様の工程を経て出荷されるという。
エクステリアカラーはNSXにちなみ、クルバレッド、130Rホワイト、ロングビーチブルーの3色を用意。また、外観を飾る専用装備として、ベルリナブラック仕上げのルーフ、アンテナ、ドアハンドル、ブラッククロームのクワッドエキゾーストフィニッシャーを装着。さらに、カッパーフィニッシュの塗装を施した20インチホイールも、NSXにインスパイアされたY字スポークのデザインが与えられた。このほか、カーボンファイバー製のリップスポイラーやリアディフューザー、ロアサイドシルガーニッシュ、グロスブラックエクステリアバッジなどが用意された。
エクステリアカラーに合わせたスペシャルなインテリア

インテリアでは、カーボンファイバー製インテリアトリム、イルミネーション付サイドシル、Type Sバッジとカラーアクセントバインディング付プレミアムフロアマット、ミラノレザーシートなどを採用。さらにロアコンソールにはPMCにてハンドメイドで生産されたことを示すシリアルプレートが装着され、限定モデルのプレミアム感を演出する。
また、内装はエクステリアカラーによって個別のデザインが用意され、クルバレッドにはレッドステッチを施したエボニーインテリアが、ロングビーチブルーではブルーステッチをあしらったオーキッドインテリアを、そして130Rホワイトの場合はスポーティなレッドインテリアが組み合わされる。
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