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更新日:2022.07.15 / 掲載日:2022.07.15
MINI EV仕様の“非売品”オープンカーが米国イベントに登場

MINIは現地時間の7月15日、電気自動車のワンオフモデル「MINI クーパー SE コンバーチブル」を、米バーモント州およびサウスカロライナ州で開催中のイベント「MINI Takes the States」にて一般公開すると発表した。
“THIS TOY IS ELECTIRC.” 世界で唯一のプレミアム・コンバーチブル登場


MINI クーパー SE コンバーチブルは、コンバーチブルの魅力を損なうことなく、電気モーターを搭載したワンオフモデル。このモデルでオール・エレクトリック・プレミアム・ブランドへの道筋を示すとともに、将来的にクラシックなスポーティ・オープンエア・ドライビングを電動化するためのユニークな標本になるとしている。
今回の発表の舞台となるのは、MINIの愛好家が集まり、米国の2州間を縦断するという伝統的なコミュニティ・ラリーイベント。コースの各所に待ち受けるワインディングロードは、同モデルのゴーカート・フィーリングを体験してもらうのに絶好の場所であると、MINIは車両の出来に胸を張る。
同モデルは「MINI クーパー S コンバーチブル」のボディをベースとしており、全長3,863mmや全幅1,727mm、ホイールベース2,495mmといったサイズは変わらず、ラゲッジルームの160Lという積載量もベース車そのまま。3ドアのEVモデルであるMINI クーパー SEと同じ駆動コンポーネントを使用し、小型電気モーターを調和のとれたアクスル荷重配分で搭載、俊敏でコントロールしやすいハンドリングを実現しているという。
その電気モーターは、135kW/184psの出力を発揮し、0-100km/h加速は7.7秒。航続距離は230kmとしている。
電動式のテキスタイル・ソフトトップは約18秒で開閉可能。時速30キロ以内の走行中であればソフトトップの作動が可能で、オープン、クローズ、サンルーフの3種類の設定ができる。


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