車種別・最新情報
更新日:2022.08.10 / 掲載日:2022.08.10
メルセデスベンツ 新型EV「EQS SUV」欧州で受注開始


メルセデス・ベンツは現地時間の8月9日、電気自動車の新型SUV「EQS SUV」の受注を欧州で開始した。現地での価格は110,658ユーロ(日本円約1,525万円)から。
ラグジュアリー感あふれる3列シート 全3グレードを用意




メルセデス・ベンツのEVブランド「メルセデスEQ」より発売される「EQS SUV」は、最大7人乗りの3列シートを備えたSUV。ボディサイズは全長5,125×全幅1,959×全高1,718mmで、セダンタイプのEQSよりも200mmほど高く設定された。一方でホイールベースは、EQSと同じ3,210mmに設定し、ゆとりのある室内空間を実現しているという。
グレードは2WD(後輪駆動)の「EQS 450+」、4WDの「EQS 450 4MATIC」「EQS 580 4MATIC」という3種類を展開。EQS 450+はリアアクスルに電動パワートレイン「eATS」を搭載し、4WD車にはフロントアクスルにもeATSが搭載される。電気モーターは永久磁石式同期モーター(PSM)を採用しており、高出力密度、高効率、高出力不変性を実現した。システム最高出力と最大トルクはそれぞれ、EQS 450+が265kW/568Nm、EQS 450 4MATICは265kW/800Nm、EQS 580 4MATICでは400kW/858Nmとしている。また、一充電での最大航続距離はWLTPサイクルでEQS 450+が660km、EQS 450 4MATICとEQS 580 4MATICは613kmとなっている。
内装では、特別装備として備わる大型スクリーンユニットの「MBUXハイパースクリーン」が特筆。左右のAピラー間をまたがるように設けられた3つのスクリーンが一枚のカバーガラスによって、シームレスな視覚効果を生み出している。

