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更新日:2022.09.14 / 掲載日:2022.09.10

新型レクサスRX フルモデルチェンジ直前!価格予想と内外装チェック!

レクサスの人気SUV「RX」も、この秋にフルモデルチェンジを予定。国産屈指のプレミアムキャラと新世代パワートレーンの2大看板を武器に大きな注目を集めるのは間違いない。まずは有力ライバルとの関係を確認してみよう。

●文:川島茂夫/月刊自家用車編集部

LEXUS 新型RX

国内発売は2022年秋を予定!

RX450h+AWD ■主要諸元 ●全長:4890㎜ ●全幅:1920㎜ ●全高:1695㎜ ●ホイールベース:2850㎜ ●タイヤサイズ:19インチまたは21インチ

性能&機能からすると
こなれた価格もありうる
 今は世界的にSUVの人気が高く、トヨタが展開するレクサスにも有力モデルが揃っている。その中核を占めるのがRXだ。2022年6月に新型が公開され、9月もしくは10月には、詳細なデータや価格を明らかにして発売される。
 プラットフォーム(GA‐K)やパワートレーン、メカニズムからして、ライバルとなるのはレクサス同門のNXや、デビューしたばかりのクラウンクロスオーバーあたりになるだろう。さらにRXはハイブリッドモデルが充実していることに加え、BEV版のRZもラインナップ。気になる人も多いはずだ。
 NXは少しボディサイズが小さくなるが、クラウンクロスオーバーとはほぼ同サイズで、クラウンクロスオーバーGアドバンストとRX350hを比べると、パワーユニットやプラットフォーム、ホイールベースの数値などは共通だ。
 RXの価格は現時点では未定だが、RXの下に位置するNXの350hの価格は520万円だから、装備の若干の違いを含めて、RX350hは約50万円高の570万円くらいになる可能性が高い。ちなみに4WDモデルとなるが、クラウンクロスオーバーGアドバンストの価格は510万円。4WDのE‐Four搭載のコストアップ分やレクサス独自装備(3年間のメンテンスプログラムやGリンクなどが標準付帯)の違いなどを考えれば、レクサスならではの質感や乗り心地の対価は約70万円くらいと考えられる。クラウンクロスオーバーとRXの実質価格差が70万円程度と考えるならば、それほど割高には感じられない。
 レクサス&トヨタの身近なライバルに加えて、輸入プレミアムブランドもライバルになりうる。ボディサイズの近いメルセデスベンツGLEは、2ℓクリーンディーゼルターボと4WDを搭載する300d・4マチックが1059万円、GLCでも2ℓディーゼルと4WDを搭載する220d・4マチックは768万円と少し上をいく設定だ。
 ISやLSなどのセダンでは、レクサスと輸入プレミアムブランドの価格は同程度だが、SUVではレクサスの割安感が際立つ。NXと同様に新型RXも、レクサスにとっては重要なモデルになるのは間違いないだろう。

4つあるパワートレーンのうち、最もハイパワー仕様となるのがRX500h “Fスポーツパフォーマンス”に搭載される2.4ℓターボHEV。
2.4ℓターボHEVのリヤ側には、高出力駆動デバイス「ダイレクト4(DIRECT4)」を配置。動力性能向上の工夫がふんだんに盛り込まれる。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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