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更新日:2022.09.12 / 掲載日:2022.09.12
シボレー 新型コンパクトSUV「エクイノックスEV」米国発表

シボレーは現地時間の9月8日、電気自動車の新型コンパクトSUV「エクイノックスEV」を発表した。同モデルはピックアップの「シルバラードEV」、ミッドサイズSUVの「ブレイザーEV」に続く電気自動車の第3弾で、2023年秋より発売予定。
“3番目のEV”で米国の主要セグメントを網羅



エクイノックスはシボレーの看板モデルの一つで、米国ではコンパクトクラスに分類される。今回の新型車はその電気自動車モデルで、2022年に同社が発表してきたEVラインアップの中では最小サイズとなる。ベースグレードに当たる1LTは約3万ドル(日本円約430万円)の設定で、米国でも競争が激しいとされるコンパクトSUV市場で攻勢をかける狙いだ。シボレー副社長のスコット・ベル氏は「シボレーは現在、幅広い種類のEVを提供できる体制を整えています。私たちはトラックやSUVユーザーの事を誰よりもよく理解しており、その経験と洞察力を新型エクイノックスEVに注ぎ込みました」と語る。
表情豊かなデザイン




デザインはひと目でシボレーのSUVと分かるような要素を押さえつつ、EVのキャラクターを融合させたアスレチックで大胆、かつ威厳のあるものとなった。プラットフォームはブレイザーEVなどと同様、GMのEV専用プラットフォーム「Ultium」(アルティウム)を採用、流麗なラインとスポーティなプロポーションに仕立てた。また、中位グレード以上のモデルにはフロント中央のエンブレムから両端へ伸びたライトバーを設定する。ホイールはグレードにより、19~21インチを用意した。ルーフカラーはホワイトとブラックから選択できる。
モダンかつ機能的なインテリア




インテリアはSUVならではの機能性とモダンな雰囲気を両立。広いキャビン内にはアンビエントライトや多数の収納スペースを設置し、シートヒーターやステアリングヒーターホイールなど快適性も高めた。また、ラゲッジルームは最大1,614Lを確保可能としている。
ダッシュボード中央には、17.7インチ対角システム搭載の大型インフォテインメントスクリーンを設置。シボレーの専用アプリと連携し、充電ステーションまでのルート探索を支援するルートプランニングなどのサポート機能を利用できる。
フル充電で最大航続距離482kmを実現


走行性能においては、最高出力210ps、最大トルク242lb-ftを発生する2WDモデルと、最高出力290ps、最大トルク346lb-ftを発揮するeAWDシステムモデルから選択可能。最大航続距離はGM試算値で482km(2WDモデル)としている。また、アクセル操作のみで加減速を行えるワンペダルドライビングを標準装備する。
安全装備においては、シボレーの安全支援システムであるシボレー・セーフティアシストを標準装備するほか、ハイウェイなどの道路でハンズフリー走行ができるスーパークルーズも用意されている。
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