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更新日:2022.09.16 / 掲載日:2022.09.16
シボレー「タホ」 警察用車両の技術活かした特別仕様車 米国発表

シボレーは現地時間の9月14日、フルサイズSUVの2023年型「タホ」に特別仕様車「タホ RST パフォーマンスエディション」を設定し、今秋より発売すると発表した。現地での価格は、タホ RSTの価格+8,525ドル(日本円約122万円)。
モータースポーツの技術×警察用車両の技術を投入

シボレー タホは1991年より米国を中心に販売展開されているフルサイズSUVで、現行型は5代目に当たる。今回の特別仕様車は中位グレードのRSTをベースに、特別なチューニングを施して馬力やスピードを向上させたモデルとしている。これについてシボレーのスコット・ベル副社長は「タホ RST パフォーマンスエディションは、フルサイズSUVが持つ日常での快適性と機能性、そして真のパフォーマンスモデルのドライビングエキサイトを求める人々のために開発しました。シボレーが持つモータスポーツや警察用車両の実績を活かし、自信と魅力あるドライビング体験を提供します」と述べる。
パワートレインは、6.2L V型8気筒エンジンにチューニングを施し、通常から13PS・7lb-ftアップとなる最高出力433PS、最大トルク467lb-ftを発生。これに10速ATが組み合わされ、0-96km/h加速は5.78秒、最高速度は約200km/hに達する。シャシーやサスペンション、タイヤなどは、シボレーが手掛ける警察用車両と同じものを採用、車高もフロント10mm / リア20mmダウンで警察仕様と同じとした。このほか、ブレンボ製ブレーキや専用20インチアルミホイールなどを装着する。積載能力はベース車両と同じ7,600ポンドとなっている。
内外装では、テールゲートのRSTブラックバッジ、標準装備のスポーツペダルがパフォーマンス感を主張。このほか、アクティブセーフティ機能や利便性を高める機能を搭載したラグジュアリーパッケージが標準装備となっている。
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