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更新日:2022.09.20 / 掲載日:2022.09.20
マセラティ 新型「グラントゥーリズモ」プロトタイプ公開 新V6エンジン搭載
マセラティは現地時間の9月14日、新型「グラントゥーリズモ」の正式発表に先立ち、V6ネットゥーノエンジンを搭載したプロトタイプによる公道試走を行った。
マセラティの原点「A6 1500」のカラーリングを現代に復活
今回公開されたのは、内燃機関であるV6ネットゥーノエンジンを搭載した“モデナ”仕様と“トロフェオ仕様”で、マセラティが拠点を構えるイタリア・モデナで走行を行った。V6ネットゥーノエンジンは「MC20」などにも搭載される3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンで、MC20では最高出力630PS、最高速度325km/h以上を実現するハイパワーエンジンだ。
今回の発表においてマセラティは、75年前に誕生した同社初のロードカー「A6 1500」に採用されたカラーリングを踏襲していることを強調。ブランドの原点であるA6 1500をアイコンとして復活させることで、革命的な精神をもって性能と快適性を両立させる、新しいラグジュアリーモビリティの概念を提示していくという意思を示している。
フルEVの「グラントゥーリズモ フォルゴーレ」が2023年内に発表予定
その一方で新型グラントゥーリズモは当初、マセラティ初のフルEVモデル「グラントゥーリズモ フォルゴーレ」として2023年内に発表する予定だと公表されていた。併せてマセラティが2030年までに全車種をフルEVモデル化する方針であると示していたことから、グラントゥーリズモはEV専用車となる見方もされていたが、今回の公表により内燃機関搭載モデルも用意される可能性があることが示された。
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