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更新日:2023.01.13 / 掲載日:2023.01.12

新型日産セレナの内装特集 実用性とプレミアム感を兼ね備えた設計に

ライバル勢に先行されたことで、少し苦戦が強いられていたセレナだが、11月28日待望のフルモデルチェンジを発表! ご自慢の最先端装備と機能に磨きをかけて登場した新型は、走りもイケてるミドルミニバンに変貌していたのだ。

●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久

NISSAN 新型セレナ キャビン&ユーティリティ

最近の日産車に共通する
未来感溢れるキャビン設計が見所
 従来型では輪外配置式のメーターを採用していたが、新型はステアリング奧に置く標準的なレイアウトを採用する。ただし、守旧的になったわけではなく、センターディスプレイとの連続性を高めてグラスコックピット感を強化。先進性を前面に出したインパネデザインはノートやサクラと共通したセンスを感じさせる。インパネ周りの収納スペースが減少したのは残念だが、空調制御盤やボタン式のシフトセレクターをコンパクトに纏めた操作系もあって時代が一気に進んだ印象だ。
 もちろん先進感やプレミアム感だけが新型の特徴ではない。実用性へのこだわりこそセレナの真骨頂。ロングスライドのアームレストや側面跳ね上げ格納ながらスライド機構を備えたサードシート。狭い場所でも開閉可能なハーフサイズのドアを備えたデュアルバックドアなどを継承進化。また、従来型ではガソリン車のみの設定だった8名乗車席仕様がe-POWERに設定されたことも注目のポイントだ。

新型セレナ LUXION(7名乗り) キャビン&ユーティリティ

3列目には左右独立前後スライドが可能な本格シートを採用。フル乗車が多いファミリーを意識した設計も健在だ。
TFT液晶メーターディスプレイとタッチディスプレイをS字形状で一体化した統合型インターフェイスディスプレイも初採用。
リヤゲートウインドウが独立して開閉できるデュアルバックドアも引き続き採用。荷物を荷室に載せる時に重宝される人気機能だ。

新型セレナ ハイウェイスター(8名乗り) キャビン&ユーティリティ

12.3インチワイドディスプレイはルキシオン標準装備。ハイウェイスターとXVはOPとなる
スイッチ類はセンターコンソールに集約。ボタンで操作するドライブモードセレクターもここに配置される。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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