車種別・最新情報
更新日:2023.03.29 / 掲載日:2023.03.29
ルノー ロングセラーミニバンがSUVにリニューアル 新型「エスパス」欧州発表

ルノーは現地時間の3月28日、フルハイブリッドの新型SUV「エスパス」を発表した。
同モデルは2023年春より欧州にて受注を開始、日本への導入については明らかにされていない。
欧州で40年の歴史を持つロングセラーミニバンがSUVに生まれ変わって登場

エスパスは1983年より欧州を中心に展開されているMPV(ミニバン)モデルで、現行型は5世代目。
今回の6世代目で、5人乗り/7人乗りの2タイプをそろえたSUVにリニューアルした。
ルノーでは現在、メガーヌやキャプチャー、アルカナなどといったSUVを展開しているが、新型エスパスはそれらの最上位に位置づけ。
走行性能に加え、快適性や居住性、安全性能など様々な要素で最高レベルを追求した車両としている。
軽量化&E-Techフルハイブリッドパワートレイン搭載 最大航続距離は1,100kmに

新型エスパスは従来のMPVからSUVに変更となったことで、ボディサイズや車両重量も大きく変化した。
全長は4,720mmで、先代から140mm縮小。一方でフロントシートから3列目までの長さは2,480mmで先代よりも長くなっており、車高も先代比で32mm低くなっているという。
パワートレインは最高出力200PSのE-Techフルハイブリッドエンジンを採用し、先代比215kgもの軽量化の一因となった。
また、これにより高効率化も実現し、100km当たりの燃費率は4.6Lに。最大航続距離は1,100kmとしている。


1平方メートル超の巨大サンルーフで抜群の開放感

インテリアでは、フロント上部から後席へと大きく広がるサンルーフが特筆。長さ1,330mm×幅840mmのサイズで、ガラス面積は1平方メートルを超える広さを持つ。
自然光をより多く車中に取り入れることができ、車内にいながら空の景観も楽しめる。
このほか、コックピットには12.3インチTFTディスプレイ、センターコンソールに12インチ縦型タッチスクリーン、9.3インチのヘッドアップディスプレイが備わり、3つの大型ディスプレイで車両情報やナビゲーションなど様々な機能の操作や情報確認を行うことが可能となっている。



ルノー 新型「エスパス」イメージ動画(英語)
【あわせて読みたい】