車種別・最新情報
更新日:2023.03.30 / 掲載日:2023.03.30
ランボルギーニ初のV12PHEVスーパーカー 新型「レヴエルト」発表
ランボルギーニは現地時間の3月29日、ブランド初のスーパースポーツV12ハイブリッドプラグインHPEV(ハイパフォーマンスEV)「レヴエルト」を発表した。
新開発のV12エンジン+3台の電気モーター搭載でシステム最高出力は1,015PSに到達
ブランドの創立60周年となる年に発表された新型レヴエルトは、新たなアーキテクチャやエンジンなど、あらゆる部分に革新性を持たせたスーパースポーツカー。
この発表に際してランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は「新型レヴエルトはランボルギーニの歴史におけるマイルストーンであり、電動化に向けた“Direzione Cor Tauri”戦略の重要な柱です」と強調する。
パワートレインは新開発の6.5L V12自然吸気エンジンと3台の電気モーター、そしてモーターの駆動を支えるリチウムイオンバッテリーパックで構成され、システム最高出力1,015PS、最大トルク725Nmを発生。
これに、ランボルギーニV12モデルでは初搭載となる8速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされる。
最高速度は350km/h、0-100km/h加速は2.5秒としている。
【エクステリア】ランボルギーニの伝統と未来を表現したデザイン
エクステリアデザインは、ランボルギーニ独自のデザインDNAを継承しつつ、電動化による課題をクリアするデザイン手法を採用し、近未来のスーパースポーツカーを体現するスタイルとなった。
航空宇宙エレメントに着想を得て、フロントからキャビン、エンジンルーム、そしてリアの六角形エキゾーストへと連なる2本のラインの、彫刻のようなサーフェスを特徴としている。
また、フロント/リアのY字型ランプや、エンジンの姿が覗くリアセクション、フロントホイールアーチの後ろに配されたサイドフィンなど、歴代モデルの系譜を踏まえたデザインも印象的だ。
【インテリア】ドライバーとマシンがシームレスに繋がる近未来的な空間
インテリアは先進技術を取り入れ、“Feel Like a Pilot(パイロットのような気分)”というコンセプトを近未来的なスタイルで表現。
ダッシュボード上には、運転席側に12.3インチディスプレイ、助手席側に9.1インチディスプレイをそれぞれ配し、パイロットと副操縦士が同じ情報を同時に確認できるという、新たな没入型の運転体験を提供する。
また、ダッシュボード中央には8.4インチの縦型タッチスクリーンを完備。これら3つの画面は1つの“頭脳”テクノロジーで管理され、すべてのディスプレイで同じように操作ができる。
インフォテインメントシステムはパーソナライズやカスタマイズも可能としている。
ランボルギーニ 公式HP:https://www.lamborghini.com/jp-en
【あわせて読みたい】