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更新日:2023.04.27 / 掲載日:2023.04.06
米国スバル「クロストレック ウィルダネス」初公開 オフロード性能強化

米国スバルは現地時間の4月5日、同日よりスタートした米・ニューヨーク国際オートショーにて、「ウィルダネス」シリーズ第3弾となる「クロストレック ウィルダネス」を世界初公開した。
同モデルは今秋より米国市場にて、31,995ドル(日本円約420万円)で販売予定。
最低地上高アップなどオフロード走行仕様に

ウィルダネスシリーズはスバルSUVのオフロード性能向上を基本コンセプトとしており、これまでに「アウトバック」「フォレスター」がラインナップに登場している。
今回のクロストレック ウィルダネスもオフロード性能を高めた仕様となっており、最低地上高は9.3インチ(約236mm)に。
米国仕様のクロストレックは元々8.7インチ(約221mm)で、日本仕様車より20mm程度高くなっているが、ウィルダネス版ではさらに15mmアップとなった。
フロントおよびリアのショックアブソーバーは長いストローク設定とし、車両の安定性を向上。
アプローチアングルは従来の18.0度から20.0度、デパーチャーアングルは30.1度から33.0度、ランプブレークオーバーアングルも19.7度から21.1度とアップしている。
搭載するエンジンは最高出力182PSの2.5L BOXERエンジンで、ウィルダネス用に再チューニングを施したというリニアトロニックCVTを組み合わせた。
タフさを強調したデザイン

ウィルダネスシリーズはスバルSUVのオフロード性能向上を基本コンセプトとしたもので、デザインもタフな走行性能を強調したものとなっている。
フロントおよびリアバンパーはより厚みを強調し、フロントグリルはクロス(X)をモチーフにしたデザインが採用された。
ほかにも、大型のホイールアーチクラッディング、六角形デザインのフロントフォグランプ、マットブラック仕上げのフードデカールなどといった専用デザインを採用している。
さらに、フロントドアとリアゲートにウィルダネス専用デザインのバッジをあしらい、ボディ同色のルーフスポイラー、ブラックのサイドミラーなどでラギッドな印象を強めた。



インテリアは耐久性・耐水性を向上

インテリアは快適性に加えて耐久性を追求し、シート素材には耐水性に優れたStarTexという素材を採用した。
カーゴエリアには取り外し可能な耐水性リアカーゴトレイを備えている。
デザイン面では、フロントヘッドレストにウィルダネスロゴをエンボス加工で施し、特別感を演出。
ブラックを基調とした室内カラーリングには、銅色のコントラストステッチがアクセントに加えられている。

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