マツダ「CX-30」一部改良 安全性と快適性向上＆レトロモダンな特別仕様車設定

　マツダは9月4日、クロスオーバーSUV「CX-30」を一部改良し、全国のマツダの販売店を通じて本日より予約受付を開始すると発表した。

　発売は10月下旬を予定し、メーカー希望小売価格帯は2,556,400円～3,678,400円（すべて消費税込）。

安全装備が進化！センターディスプレイ大型化で快適性も向上

　今回の改良では、安全機能に新機能を追加し、安全性を向上。AT誤発進抑制制御は従来の「車・壁などの障害物」に加えて、「歩行者(前方)」も検知対象に。また、ドライバー・モニタリングには、運転者のわき見を検知すると、画面表示と警報音を用いて運転者に注意を促す「わき見警報機能」が追加された。

　内装も改良が加えられ、センターディスプレイは従来の8.8インチから10.25インチに拡大。さらにモバイル機器のワイヤレス接続、ワイヤレス充電といった機能が追加された。

　このほか、CX-60やマツダ3に提供していたコネクティッドサービスのプランおよびサービスが、新たにCX-30でも利用可能となった。

　デザイン面においては、新たな外板色として「セラミックメタリック」と「ジルコンサンドメタリック」が新規設定されている。

レトロモダン×スポーティな特別仕様車「レトロスポーツエディション」誕生！

　また、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車「Retro Sports Edition（レトロスポーツエディション）」を新設定。

　エクステリアは、新外板色のジルコンサンドメタリックをイメージカラーとし、ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一してスポーティさを強調。

　インテリアはレトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックでコーディネート。各所にテラコッタカラーのステッチを施すとともに、スエード調生地のレガーヌをシート中心部・インパネに採用した。

　機能面ではベース車種であるブラックトーンエディションの装備に加え、運転席10Wayパワーシート＆ドライビングポジションメモリー機能や運転席＆助手席シートヒーターなどの装備をパッケージ化したドライビング・ポジション・サポート・パッケージ、自動防眩ルームミラー（フレームレス）、LEDマップランプ（リア）、ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカーが追加されている。

　なお、SKYACTIV-X搭載機種、「20S Proactive」と「XD Proactive」機種の4WD車、および全機種のMT車は廃止となった。

メーカー希望小売価格一覧

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