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更新日:2023.09.11 / 掲載日:2023.09.11

新型アルファード/ヴェルファイアの内装はどう進化した? 気になるシート仕様&アレンジ

稀代のベストセラーミニバン・最新モデルの実力は?

最新メカニズム&シャシーを採用したことで、“走りの質”もアピールした新型アルファード&ヴェルファイア。従来型も上級ミニバンらしい悠々堂々とした走りは評価されていたが、新型はドライバー視点の「運転する楽しさ」もプラス。ミニバンでも走りを諦めたくない人にとって、見逃せないモデルに進化を遂げた。その魅力を徹底検証!

●文:川島 茂夫 ●写真:奥隅 圭之

左がアルファード、右がヴェルファイア。歴代同様にフロントマスクのデザインが異なるのは同じだが、先代ほどの違いは感じられない。その分、新型は走行性能で明確に差別化されているのだ。

キャプテンシートは2つの仕様。アレンジ機能も強化されている

 従来型からキャプテンシートを2列目シートの標準設定とするのが特徴のひとつだったが、新型はキャプテンシート仕様のみの構成となった。今後グレード追加があれば、ベンチシートの8人乗りも加わる可能性が高いが、現状は従来型の上級グレード相当のみの設定となっている。

 最大のセールスポイントとなる2列目キャプテンシートは、エクゼクティブラウンジがエクゼクティブラウンジシート、Z系グレードがエクゼクティブパワーシートを採用。シート素材などは若干異なるが、アルファードもヴェルファイアもほぼ共通の組み合わせになる。シート仕様&性能の違いは、サイドアームレストの形状と機能、シートの調節機能などで、エクゼクティブラウンジシートにはリフレッシュ(マッサージ)機能やシートポジションメモリーや中立位置復帰機能なども装備される。なお、3列目シートは全モデル共通設定となり、シート格納は左右分割の跳ね上げ式を採用するが、新型は2箇所のスライド位置で格納することが可能になっている。

Z(Zプレミア)の2列目シートも左右2名掛けのキャプテンシートを採用。多少簡素化されているが、操作感も座り心地も国産車トップレベルで抜群の居心地の良さを誇る。
メインメーターは12.3インチのTFT液晶タイプ。グラフィカルな表示画面は合計12タイプから選択することができる。
14インチディスプレイ+ディスプレイオーディオプラスが全グレードに標準設定。T-Connectとの通信連携機能にも対応している。
エグゼクティブラウンジシートは、モード選択や可動部の操作は電動で行う。操作は脱着も可能な専用リモコン「リヤマルチオペレーションパネル」が備わっている。
天井各所に点在していた照明や各種スイッチ類、エアコン吹出し口などの機能を車両中央部に集約したスーパーロングオーバーヘッドコンソールを採用。
後席天井に格納される14インチモニターは、TVやスマートフォンの映像を表示可能。リモコン操作にも対応している。
左右独立ムーンルーフは、電動シェードが左右単独で操作が可能。音声認識にも対応している。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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