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更新日:2023.10.11 / 掲載日:2023.10.11
日本でも販売してほしい!?いすゞ「D-MAX」大幅改良 海外向けピックアップ

いすゞは10月6日、大幅改良した1トン積みピックアップトラック「D-MAX」をタイで発表した。10月12日よりタイで販売を開始し、順次グローバルに展開される。

D-MAXは、いすゞのグローバル戦略車として、アジア、欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100ヶ国以上の国と地域で販売されているピックアップトラックだ。
今回の大幅改良では、内外装デザインに磨きをかけ、また世界中のユーザーから求められる幅広いニーズに対応することで、市場により適したピックアップトラックを目指したという。
外装はフロントとリアのデザインを一新。フロントは、エンジンフードのセンターにパワーバルジ形状を追加し、フロントグリルをより高く幅広くすることで力強さを強調。
ヘッドランプはデイタイムランニングライトを上部に配し、3つのキャラクターランプを追加することで、新しさとスポーティーさを演出する。
リアは、テールランプのデザインをLEDライトチューブによる3段L字型モチーフで強調し、翼を広げているような印象と車両のワイド感を表現。また、フロントバンパー左右にエアカーテンを新設し、テールゲート上部のスポイラー形状を大型化することで、空力性能を向上させている。


内装には、インパネのセンタークラスターに新しいU字シェイプを採用。力強さとインフォテーメントディスプレイの一体感を強調した。インパネガーニッシュとドアインサート、シート素材には、ミウラ折りパターンをモチーフにしたデザインを取り入れている。
走行性能については、リアデフロック作動時のトラクションコントロール領域を広げることで、片輪が浮いて駆動力が抜けてしまう場合でも、浮いているタイヤのブレーキ制御を行い、もう一方のタイヤに駆動力を伝達することにより、悪路での脱出性を向上。
さらに、ラフテレインモードを新たに追加。車両が最適なタイヤ回転数になるよう、エンジン出力やブレーキを制御し、アクセル操作だけで、悪路での発進・加速時のトラクションを確保し、高い走破性を実現する。
このほか、新世代ステレオカメラを新たに採用し、先進安全装置の機能を追加や、渋滞時の前車追従走行をアシストする機能、マニュアル・ミッションモデルへのアダプティブクルーズコントロール対応など、利便性も向上させている。


タイ向け V-CROSS(ダブルキャブ 4×4 AT)諸元
全長(mm) | 5,305 |
全幅(mm) | 1,880 |
全高(mm)ルーフレール込 | 1,810 |
ホイールベース(mm) | 3,125 |
トレッド(前/後)(mm) | 1,570 |
最小回転半径(m) | 6.1 |
タイヤ | 265/60R18 |
エンジン(4JJ3) 排気量(cc) | 2,999 |
出力(kW/rpm) | 140/3,600 |
トルク(Nm/rpm) | 450/1,600-2,600 |
トランスミッション | 6AT |
空車重量(kg) | 2,035 |
CO2排出量(g) | 186 |
いすゞ 公式HP:
https://www.isuzu.co.jp/
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