レクサス 新型「UX」発表 ハイブリッド車が出力アップで250h⇒300hに！

　レクサスは12月19日、新型「UX300h」「UX300e」の国内仕様を発表した。UX300hは2024年1月上旬頃、UX300eは1月下旬頃の発売予定。

　メーカー希望小売価格は、UX300hが4,559,000円～5,657,000円、UX300eは6,500,000円～7,050,000円（すべて消費税込）。

“安心とゆとり”テーマに走りの質を向上

　今回発表の新型UXでは“安心とゆとり”を開発テーマに掲げ、走りと先進装備などを中心に改良。ハイブリッドモデルでは従来のUX250hのハイブリッドシステムのシステム出力を向上するなど“走りの味の深化”を果たし、車名が「UX300h」に変更となった。

　また、BEVモデルの「UX300e」については、急速充電時間を約25％短縮するなど使い勝手の良さを向上させている。

　このほか、両モデル共通の改良として、予防安全技術「Lexus Safety System +」の機能拡充、応答性や加速性能、車速コントロール性などといった走行性能の改良を実施した。

【UX300h】ハイブリッドモデルの出力向上！エレクトロシフトマチックも新たに導入

　車名がUX300hに変更されたハイブリッドモデルは、次世代ハイブリッドシステムを導入したことで出力が向上。システム出力は従来の135kWから146kWとなり、リニアなレスポンスと伸びのある加速を実現した。さらに燃費についても、26.3km/Lの低燃費を実現している。

　加えてAWDモデルでは、リヤモーターの出力を30kWに向上。滑りやすい路面での発進に加え、ドライ路においても旋回性能を高め、様々な路面環境に対応する。

　また、シフトレバーは、シフトポジションを電動で制御するエレクトロシフトマチックを採用。ショートストロークにより、小気味良く、確実ですばやいシフト操作を実現した。

【UX300e】充電システムの進化で利便性アップ

　BEVモデルのUX300eについては充電システムを改良。駆動用電池クーラーを搭載し、走行と急速充電を繰り返しても電池の上限温度に達しないように調節し、充電性能や電池寿命の確保を図った。

　また、外気温が下がる冬場などもよりすばやく満充電になるようバッテリー温度を調整する、駆動用電池ヒーターを搭載するなど、高出力・高効率を追求し、従来型に比べて充電時間を25％短縮させている。

主要諸元

UX300h

UX300e

ボディサイズ

メーカー希望小売価格一覧

UX300h

※北海道地区のみ価格が異なる。リサイクル料金は含まない

UX300e

※北海道地区のみ価格が異なる。リサイクル料金は含まない

レクサス 公式HP：
https://lexus.jp/

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