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更新日:2024.04.26 / 掲載日:2024.04.26
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は現地時間の4月25日、中国・北京で開催中の2024年北京モーターショーにおいて、EV(電気自動車)「e:Nシリーズ」の第2弾となる「e:NP2」を発表、同日より中国における四輪車生産販売合弁会社である広汽ホンダより発売した。
また、同じく四輪車生産販売合弁会社である東風ホンダからも、新型EV「e:NS2」を6月に発売すると発表した。

e:Nシリーズ第2弾となるe:NP2/e:NS2は、新たな価値を持つEVを目指して「動」・「智」・「美」というe:Nシリーズ共通のコンセプトをさらに磨き上げ、クリーンで知的さを感じる室内空間にあわせて、人とクルマが一体になったような走りを提供することで、爽快な移動体験の実現を目指したという。
e:NP2は伸びやかでクリーンなデザイン、e:NS2は見る人に刺激を与えるエモーショナルなデザインとし、それぞれ異なるスマートな未来感を表現している。
ホンダは、中国において2022年に発売したe:NP1、e:NS1を皮切りに、2027年までに10機種のホンダブランドEVの投入を予定するとともに、2035年までにEVの販売比率100%の達成を目指すとしている。
e:NP2/e:NS2の特長
「動」:
e:Nシリーズ専用の「e:N Architecture F」をベースに、ホンダが培ってきたダイナミクス技術を融合することで、人車一体感がある爽快な走りを追求。
また、IPU(インテリジェントパワーユニット)には大容量のバッテリーを採用するとともに、バッテリーの制御技術や走行抵抗の低減により、e:NP2では545kmの航続距離(中国CLTC基準)を実現している。
「智」:
大型のヘッドアップディスプレーや、機能と連動した光の演出などによって、先進的で機能性の高いHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)とした。また、標準装備となる12.8インチの大型ディスプレーオーディオと、中国におけるEV専用のコネクテッド技術「Honda CONNECT 4.0」の進化によって、利便性・快適性を向上させた。
冬場の快適性を向上させるため、エアコンとヒーターの協調制御などで電力消費を最小限に抑え、乗員を効率よく暖めることが可能なインテリジェントヒーティングシステムを、ホンダ車として初めて適用した。
「美」:
SUVのようなユーティリティーの高さとセダンのような流麗なフォルムを両立しながら、洗練され未来感のあるエクステリアデザインに。インテリアでは、水平基調ですっきりしたインストルメントパネルを導入するとともに、上質な素材に包まれる心地よい空間を演出。
また、大型ディスプレーオーディオやスマートフォンのアプリから好みの香りを選択し、その香りを車内へと拡散させるアロマシステムをホンダ車として初めて採用した。
ホンダ 公式HP:
https://www.honda.co.jp/
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