いすゞ 「MU-X」大幅改良！高級感あふれる最上級グレード「RS」を新たに追加

　いすゞは6月13日、大幅商品改良した「MU-X（ミュー・エックス）」を6月12日（水）よりタイで販売開始すると発表した。本モデルは、順次グローバルに展開される。

　いすゞの1トン積みピックアップトラック「D-MAX」の派生車である「ミュー・エックス」は、PPV（Pick-up Passenger Vehicle）セグメントに属する7人乗りの乗用ユースモデルになる。
　フレーム付きボディならではの高い悪路走破性と耐久性、牽引性能を備え、タイやオーストラリア、南アフリカ、中東、中米など、世界60以上の国や地域で販売されている。2020年のフルモデルチェンジ以来、初となる大幅な商品改良が行われた。

　エクステリアは、「Bold and Dynamic」をコンセプトにデザインを変更。また、フロントフェイスやアルミホイール、ランプ類などのデザインも変更した。フロントにエアカーテンを採用し、上品さとモダンなイメージを与えるだけでなく、高い空力性能を両立させている。

　インテリアでは、「Bold & Redefined」をデザインコンセプトにし、インストルメントパネル、シート、ドアトリムが見直された。細部の作りこみと質感のこだわりを徹底することで先進性、高級感、機能性をより高い次元へ引き上げている。

　さらに、高級感とスポーティさを強調した最上級グレード「RS」を新たに設定。エクステリアの随所にブラックカラーを施し、フロントグリルに専用エンブレムを装着することで、よりスポーティで精悍な印象が与えられた。インテリアにはインストルメントパネル部のアンビエントライトやフットランプを追加し、最上級グレードにふさわしい洗練された室内空間が演出されている。

　安全支援機能では、新世代ステレオカメラの採用により、交差点で対向の横断者を検知し、危険時には自動ブレーキを作動する機能や、外気温が低い場合に自動でカメラレンズ周囲のフロントガラスを温めて曇りを防ぐ、先進安全装置の未作動リスクを回避する機能など先進安全機能の拡充も行われている。そのほか、サラウンドビューモニターシステムの追加や、メーターパネル内7インチTFT液晶ディスプレーの採用など利便性が向上する改良が行われた。

いすゞ公式HP：
https://www.isuzu.co.jp/

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2024.03.26