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更新日:2024.09.15 / 掲載日:2024.09.14
ノビテック 世界15台限定!ワイドボディ化の新型フェラーリ「296GTB」発表【動画あり】

ドイツのチューナーブランド「NOVITEC」の日本法人であるノビテックグループジャパン(本社:神戸市東灘区)は9月7日、フェラーリ最新のV6エンジン+PHEVを搭載するミッドリアエンジン2シーター「296GTB」をベースとしたワイドボディアップグレードモデル「NOVITECフェラーリ296GTB N-LARGO」を発表した。

同社は、世界中のスーパーカーオーナーのために「N-LARGO」というブランドにて、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンをベースとした数多くの世界限定車を発表してきた。今回発表される「NOVITEC フェラーリ296GTB N-LARGO」は、すでにリリースされているフェラーリ最新型V6エンジン+PHEVの2シーター「フェラーリ296GTB」をベースとし、ワイドボディにカスタマイズした限定モデル。

デザイナーは、世界中で数多くの実績を残すヴィットリオ・シュトロゼック氏であり、デザインされたNOVITEC ワイドボディアップグレードは、オリジナルのデザインを生かしつつも、力強さのあるデザインと、エアロダイナミクスの融合を見事に実現させた組み合わせになっている。

N-LARGOのボディは軽量かつ高強度なカーボン製を採用している。今回の限定車は、フロントに専用フェンダーの採用や、クウォータパネルにインナーフェンダーを装着することにより、純正比でフロント+6㎝、リア+12㎝というワイドボディ化が行われた。ワイドボディに対応するホイールには、アメリカのハイテクノロジーホイールブランドVOSSEN社との共同開発で製造されたNOVITECデザイン「NF11 NL」を採用。フロント9.5j×21インチ、リア12.5j×22インチが装着され、スーパーカーの魅力であるウェッジシェイプを際立たせている。

また更なるダイナミックな特徴として、車高を下げるスポーツスプリング、さらにパフォーマンスを最大で638kw/868HPへ引き上げるNOVITECパフォーマンスシステムが用意されている。
フロント及びリアの設計は、機能性においても優れており、フロントフェンダー上部のエアダクトにより、ブレーキで加熱される空気を迅速に排出させるよう設計され、リアアスクルの新しいフレアには、エンジンベイ用の大きなダクト、ブレーキ用のダクトを設置。N-LARGOロッカーパネルにより、リアフェンダーへのスムーズなエアフローを確保している。
正面のデザインにおいても、幅広いフロントフェンダーに違和感なくマッチするように設計され、フロントリップスポイラーと併せて高速域でのハンドリングの安定性を向上。エアダクト付きのフロントトランクリッドは、ダウンフォースを生成するためのデザインとなっている。リア周りにおいては、ディフューザーとリアウイングにおいてアップグレードを図っている。

また、オーナーの希望に応えられるよう、リアウイングの代わりにダックテールスポイラー、純正リアスポイラーへのカーボンカバーなども選択可能に。さらに、足回りにおいても、ハンドリングを向上させるためのスポーツスプリングにより、約35mmのダウンを可能とし、追加で用意されている油圧式車高調整により、スイッチ1つで40mmの車高上昇機能を持たせることも可能としている。
V6ツインターボ専用にカスタマイズが施されたエキゾーストシステムは、NOVITECキャタライザーとNOVITECハイパフォーマンスエキゾーストシステムの組み合わせで、エンジン出力を38馬力向上させることが可能。ステンレス製か、特に軽量なインコネル製(F1でも使用されるハイテク合金)から選択ができ、フラップの有無に関しても選択を可能としている。
また、全てのエキゾーストシステムはヒートプロテクションが施工されており、エンジンルーム内の熱管理を最適化することができる。一部純金ゴールドメッキ加工での強化もオプションにて用意されている。

ノビテックグループジャパン:
https://novitec-group.jp/
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