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更新日:2018.11.04 / 掲載日:2015.02.20
トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新車紹介
トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2015年1月26日
トヨタ自動車・お客様相談センター
0800-700-7700
文●森野恭行 写真●編集部
■この上ない快適性を手に入れた日本が誇る高級ミニバン
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
新型の進化を象徴するのは、トーションビーム式からダブルウィッシュボーン式に変更されたリヤサス。サルーンのレベルで語れる乗り心地と操縦安定性を実現するためには、独立式のリヤサスが必須だったということだ。また、2.4Lの2AZ系から2.5Lの2AR系に変更された直4ユニットや、世代が新しくなったCVTやハイブリッドメカも注目点で、走り全般の能力を高めている。
そして、最新の運転サポートメカにも注目。切り返しも自動で行うインテリジェントパーキングアシスト2や、シースルービュー機能付きパノラミックビューモニターが代表例で、大型ミニバンの運転のハードルを下げることに成功している。全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールの設定も、大きな関心を呼ぶはずだ。
シリーズは2.5L・直4、3.5L・V6、ハイブリッドの3つの心臓を基本に構成されるが、そこで目を引くのはハイブリッドおよびV6のトップグレードとして新設されたエグゼクティブラウンジだ。従来型のプレミアムシート仕様を発展させた存在で、2列目に座るVIPに究極のくつろぎを提供する本革パワーシートと数々の豪華装備を盛り込んでいる。その内容は「ミニバンもここまで来たか」と驚嘆するレベル!世代交代により、アル/ヴェルはミニバン未踏の領域に到達した。
■インテリア/エクステリア写真[1]
内装もさらにゴージャスに変身。高い目線が生む見晴らしのよさと相まって、王様気分を味わわせてくれる。ソフトパッド材にステッチを施すなど、細部の高級感にもこだわる。
より広くなった室内空間の秘密はフロア低床化やホイールベース延長。写真はリラックスキャプテンシート(2列目)で、快適な掛け心地と豊富なシートアレンジをウリとする。
■インテリア/エクステリア写真[2]
ハイブリッドは2.5Lベースのシステムに一新され、燃費と動力性能をともに向上させた。電気式4WDのE-Fourを踏襲する。
リヤビューも威風堂々。ホイールベースとトレッドの拡大は、見た目の安定感の向上にも貢献している。
ワルっぽい表情はヴェルファイアの伝統。新型は周囲を威圧するほどの存在感を身につけた。エアロ系のZAおよびZは、専用フロントバンパーや18インチ50タイヤを標準装備する。
トヨタ アルファード ハイブリッド G(CVT)
全長×全幅×全高 | 4915×1850×1895mm |
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ホイールベース | 3000mm |
トレッド前/後 | 1600/1595mm |
車両重量 | 2140kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 2493cc |
エンジン最高出力 | 152ps/5700rpm |
エンジン最大トルク | 21.0kg m/4400-4800rpm |
モーター最高出力前/後 | 143ps/68ps |
モーター最大トルク前/後 | 27.5kg m/14.2kg m |
JC08モード燃費 | 18.4km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | ダブルウィッシュボーン |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前後 | 225/60R17 |
価格
トヨタ アルファード | 319万7782円~703万6691円(全グレード) |
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